甘酒を飲んだら酒気帯び運転になるの?意外と知らないお正月の豆知識

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出典:suyakame.com

年末年始といえば、神社や宴会などといった行事でたくさんの食べ物や飲み物が振る舞われます。その中にはおせちや甘酒など、普段は口にすることのないものもありますよね。

そんな正月ならではの食べ物や飲み物に関する意外と知られていないこと豆知識をご紹介します。

甘酒ってお酒なの?

みなさんも一度は思ったことがあるはず!「甘酒って酒という字が入ってるからお酒じゃないの?」そんな疑問に答えてくれている酒造会社 大関の「よくある質問【甘酒】」を紹介します。

Q:「甘酒」はお酒ではないのですか?

A:法律で、商品に含まれるアルコール分が1%未満の場合は、「酒類」ではなく、「清涼飲料水」に区分されると決められています。弊社の「甘酒」は全て1%未満であり、「清涼飲料水」となります。

Q:「甘酒」を飲んで運転しても大丈夫ですか?

A:数本飲んでも酒気帯び運転にはなりませんが、アルコールに過敏な体質の方は注意が必要です。

Q:「甘酒」を子供が飲んでも問題ないですか?

A:「清涼飲料水」ですので、一般的には問題ありませんが、お子様でも個人差がありますので、飲用にはご注意ください。

なるほどと納得する反面、甘酒は思ったより気を付けて飲まなければいけない飲み物という印象を受けましたね。これからは注意して楽しく飲みましょう。

おせち料理は全ての具材に意味がある!

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出典:yamashoku.com
お正月の定番料理として多くの人が口にしているおせちですが、その具材には年始ならではの意味が込められていたことをご存知でしょうか?その意味を一覧でご紹介します。

紅白蒲鉾

紅白は祝の色で、紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表し正月には欠かせないものとされています。

栗きんとん

黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年を願う料理。「勝ち栗」と言って、縁起がよいとして尊ばれてきました。

黒豆

「まめ」は元来、丈夫・健康を意味、「まめに働く」などの語呂合わせからも、おせち料理には欠かせない料理です。

昆布巻

昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられている一家発展の縁起ものです。おせち料理には、煮しめの結び昆布、昆布巻となかなかの活躍です。

田作り

五穀豊穣を願い、 小魚を田畑に肥料として撒いたことから名付けられた田作り。片口鰯の小魚(ごまめ)を使った田作りは、関東でも関西でも祝い肴3品のうちの1品です。

数の子

子宝と子孫繁栄を祈る数の子はニシンの卵。二親(にしん)から多くの子が出るのでめでたいと、古くからおせちに使われました。正月らしい一品です。

菊花かぶ

旬のかぶもめでたい形で冬が旬のかぶをおめでたい菊の形に飾り切りし、紅く染めて、紅白の酢のものに仕立てたのが菊花かぶです。消化によい栄養素を含み、ご馳走の中の箸休めにぴったりです。

小肌栗漬

将来の出世を願って食べます。小肌はコノシロという魚の成魚になる前の名前。出世魚なので縁起がよいといわれています。黄色はクチナシで染めた粟で、五穀豊穣を願っています。

えび

えびは、長いひげをはやし、腰が曲がるまで長生きすることを願って正月飾りやおせち料理に使われます。おせち料理には、小えびを串で止めた鬼がら焼がよく用いられます。

お多福豆

福を招く豆料理、「阿多福」という字が当てられ、文字通り福を招く食べ物として、祝い膳にはよく登場します。空豆の一種で、その形が、ふくよかなおたふくの顔に似ているところから、お多福豆と呼ばれています。

紅白なます

紅白でおめでたいさっぱり料理、生の魚介と大根、にんじんと酢で作ったことから、なますの名がつけられました。今は生の魚介の代わりに、干柿や昆布、ゆずの千切りも用いられます。

ごぼう

細く長く地中にしっかり根を張るごぼうは縁起のよい食材として様々に使われています。たたきごぼうは、軟らかく煮たごぼうを叩き、身を開いて、開運の縁起をかついだもの。ごぼうの産地である八幡の名をとった、牛肉の八幡巻、穴子の八幡巻も正月らしい巻もの料理です。宮中で正月に配られる花びら餅の芯にも、ごぼうが用いられ、大切に扱われているのです。

するめ

祝い事を表す縁起もので、「寿留女」の字をあて、結納の品として使用され、めでたい祝儀の膳に欠かせない品でした。 恵比寿神を奉るエビス棚には、しめ縄が飾られ、するめ・昆布・新巻鮭などを飾る習慣がありました。寿とは、幸せのこと祝事を表す言葉です。

引用:おせち料理大辞典

全ての具材に意味があり、その年の幸せを願って食べます。ひとつひとつの具材の意味を考え、自分に必要なものを選んで食べるのも良いかもしれませんね。

お守りってどう処分するの?

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出典:okunijinja.or.jp

初詣に行ってお守りを買ったときにふと去年のお守りはどうしようと考えることはありませんか?当然ゴミ箱などに捨てることなどはできるはずがありませんよね。

そんな節目に切り替えるお守りの正しい処分の仕方は神社や寺などに返却することです。このとき注意しなければならないのは、神社のお守りは神社に、お寺のお守りはお寺に返さないといけないということです。神社は神様をまつり、お寺は仏さまをまつっているので間違わないようにしましょう。

気になる返却のタイミングですが、初詣のときに返すことも可能ですが、年末年始でお寺も神社も忙しいのでできれば避け、郵送などで送るのが良いでしょう。お守りは自分で買ったものだけでなく親や友人に貰ったものも多いと思うので正しく処分することが大切です。

いかがでしたか?
意外と知られていないお正月について再確認し、2016年を縁起の良いものにしていきましょう。


出典:ozeki.co.jp / kibun.co.jp / 気になる情報局


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