“駅のトイレの落書き”と聞いて、あなたはどんなことを思いつきますか?私が思いつくものは、誹謗中傷だったり不平不満だったり、はっきり言ってあまりいい印象はありません。
しかし、今回ご紹介する“駅のトイレの落書き”は、何だか心が温まるような“やさしい落書き”なんです。
やさしい落書き@新橋 pic.twitter.com/dc4dyuZJqs
— 麻野一哉 (@asanokaz) 2016年11月8日
出典:twitter @asanokaz
その落書きというのがこちら。この落書きは、麻野一哉 (@asanokaz)さんが新橋のトイレで発見し、Twitterに投稿したもの。
東京メトロからの『レバーは長めに押すようにして下さい。ご協力をお願いします。』というお願いの周りに大きく分けて4つの落書きがありました。
出典:twitter @asanokaz
※1の落書きは『水制損壊請按緊水制五秒直至…(最後の数文字は不鮮明)』。Google翻訳で調べたところ、中国語で、水制システムが壊れている為、5秒以上押してください、というような意味でした。
※2は、日本語で『流れにくいため』と補足が。実際にトイレを利用した人が、状況を教えてくれるために書いたのでしょうか。
※3は『Please Flushu 5 secouds.(or more)Thank you』英語で、5秒以上(もしくはそれ以上)流してください。ご協力ありがとうございます。と書かれています。
※4は、『And Welcome to Japan !!』これは、説明するまでもない歓迎の言葉ですよね。
この落書きには、日本に観光にきた英語圏や中国語圏の人だけではなく、東京メトロの職員さんたちやこのトイレを利用するすべての人に対する、ちょっとした思いやりが込められていますよね。何となく日本人らしいなという印象も受けます。
もちろん基本的に落書きには反対ですが、こういった“やさしい落書き”であれば、見る側も嫌な気持ちにならないのではないかと、私は思いました。