昨今、いつどこで起きるか解らない災害。もし私たちがその状況に直面し、避難をする場合、まず必要な相棒は非常用袋。先が見えない事態では、体力消耗を抑えるため、防災用品も最小限で最大の効果を発揮できるものをラインナップしたいところです。
アレもこれもと詰め込みたいですが、忘れてはいけないものがあります。それは東日本大震災の時に、隠れた威力を発揮したもの。水でも食料でもなく、ガムテープだったのです。
でも、防災用品を準備するのは常時。非常用袋の中の役に立たないものは、どんなに小さくてもリストラしたいところ。でもガムテープの真ん中の芯や空間。これが邪魔で他の荷物が入らない… しかも円形はかさ張る… という理由でガムテープはやっぱり要らないかな…と考えてしまいがちです。でもダメダメ。人間は先人の教訓を生かして生を繋ぎ止めるのです!そんな時、さすが警視庁、解決策を教えてくれました!
非常用袋の隙間に隙間にスッポリ、ガムテープの収納方法がこちら!
芯の部分をグリグリと柔らかくなるまで押し潰します。
すると、スッポリ芯の部分が抜きとれるようになります。
そこで、両サイドを輪ゴムでとめると、こんなにコンパクトに!!
これで、荷物の隙間にスッポリガムテープが収まりますよね。これで荷物も心もスッキリ!ただ、非常用袋は時間の経過で、ゴムとガムテープがくっついてしまうこともあります。麻ひもや白いひもで括っていても良いかもしれません。
ガムテープどんなときに使うの?
・避難所での自分の持ち物に名前を貼る!(自分のものを明確に)
・離れた家族への連絡や、伝言代わりに。(紙のメモだと無くなる場合があります。)
・怪我をした時に添え木の固定に。
・給水用の袋等が敗れた場合の補正など
・相棒の油性ペンも忘れずに!!
このように、ガムテープには重要な場面を繋ぎ止める役割があります。Twiterユーザーからは他にもたくさんの知恵が寄せられていました。
なるほど、ここまでコンパクトになれば抵抗なく車やバイクなどに置いておけますね。筆者も養生テープは好きですが、メーカーによって強さや固さが違うところまでは考えませんでした。
何はともあれサバイバル、必需品です。筆者も今日から非常用持ち出し袋だけでなく、ハンドバックにガムテープを入れておこうかと思います。