
日本アニメーション界の巨匠・高畑勲さんが82歳で死去…この一報に対して、多くの悲しみの声が寄せられています。
5000RT:【訃報】高畑勲さんが82歳で死去、『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』など監督https://t.co/B1ERwfwXzZ
昨夏頃に体調を崩し、その後入退院を繰り返していたという。昨年11月に高畑監督に会った関係者は「元気が… pic.twitter.com/WSDrxwpruM
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年4月6日
映画「火垂るの墓」の監督などで知られる高畑勲さんが5日、肺がんのため82歳でお亡くなりになりました。6日、スタジオジブリの鈴木敏夫氏は書面で追悼コメントを寄せています。
やりたいことがいっぱいある人だったので、さぞかし無念だと思います。宮崎駿とも相談し、ジブリとして盛大なお別れの会をとり行い、見送ることにしました。
高畑さんは「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などのアニメを手がけた後、1985年には宮崎駿監督とスタジオジブリの設立に参加。映画「火垂るの墓」、「おもひでぽろぽろ」などのヒット作で監督を務めました。
各界から悲しみの声が寄せられています。
高畑勲監督が亡くなりました。
ここ数年の高畑監督の闘病生活は壮絶であり、いつかこの日が来ることを覚悟しつつも、一日でも長生きして欲しいと心底願っておりました。
余りに多くの思い出が駆け巡り、言葉になりません。
今はただひたすらに感謝しております。
今まで本当にありがとうございました。— 叶 精二(Seiji Kanoh) (@seijikanoh) 2018年4月5日
昨年の元旦に高畑勲監督から頂いた年賀状です。
20年来、毎年簡潔かつ独創的な賀状を頂くのが楽しみでした。
これが最後の一枚。
高畑監督のお叱りを受ける覚悟で、ご本人の一字一句をファンのみなさまと共有したいと存じます。 pic.twitter.com/wHhBG4CfwR— 叶 精二(Seiji Kanoh) (@seijikanoh) 2018年4月5日
起床。一番に高畑勲監督の訃報。脳裡に浮かぶのは「天国への凱旋」という言葉。謹んで哀悼の意を表します。
— 古川登志夫(声優) (@TOSHIO_FURUKAWA) 2018年4月6日
シネマテーク・フランセーズが高畑勲監督の弔報を伝えています。「高畑勲監督が亡くなりました。そして私たちは寂しく残されてしまいました」 https://t.co/4xm77mXHA2
— フランス大使館 (@ambafrancejp_jp) 2018年4月5日
(ファンから寄せられていた声)
・『赤毛のアン』には現在問題になっている"女の子と社会"というテーマがつまっていた。女の子の容姿をからかう男の子、それをいなすことを女子にだけ強要する社会、それに怒りを見せるアンを彼は魅力的な女の子として40年も前に描いてくれたのだ。
・ 高畑勲監督といえば「じゃりン子チエ」が好きだった。中山千夏が吹き替えているチエちゃんが何と言っても可愛い。この漫画と映画がきっかけで大阪という街が好きになった。
・高畑勲の『かぐや姫の物語』は、かぐや姫に寄せる翁媼や男たちの献身的、情熱的な愛が畢竟「美しいモノ」に対するそれで、その愛が当然に姫を追い詰め不幸にしてゆくさまを、姫の視点から体験させる映画だった。他のどんなジブリ映画も教えなかった、大事なことを教わった。合掌。
・「かぐや姫の物語」を観た時の衝撃は忘れられません。高畑勲監督、素晴らしい作品をありがとうございました。
高畑さんの手がけられた作品は、今後も時代を超えて多くの人々に愛され続けることでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
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出典:Twitter(@livedoornews) / Twitter(@seijikanoh) / Twitter(@TOSHIO_FURUKAWA) / Twitter(@ambafrancejp_jp)