一生の終わりを迎えた星の姿がはかなくも美しいと、海外掲示板サイトで話題となっていましたのでご紹介します!
永遠に輝いているように思える星(恒星)にも、生物と同じように寿命があります。寿命がくれば宇宙から無くなってしまいます。
星を輝かせているエネルギー源は、星の中心で発生している核融合反応とされています。核融合反応は水素を燃料としており、水素が尽きてしまうと星が光を放つことができなくなります。
星が終わりを迎える際には、ヘリウム(水素の燃えかす)などが星の内部にたまっていき、やがて星は膨れあがって赤色巨星に変化します。その後、どんどん膨れあがると、核融合反応に必要な水素が漏れていってしまうといいます。
そして、こちらがハッブル宇宙望遠鏡が撮影したという、一生の終わりを迎えた星の姿です。星の終わりと聞けば切ないですが、美しく幻想的な光景にも見えます。こちらは、地球から数千光年の距離にある惑星状星雲だそうです。
一生を終える星の最期の輝きには、惹きつけられるものがありますね。私たち人間と同じ生命体という観点からも、何か色々なことを感じさせてくれます。