ドメスティック・バイオレンスの「ドメスティック」の意味とは?勘違いしやすい英単語を解説 | FUNDO ドメスティック・バイオレンスの「ドメスティック」の意味とは?勘違いしやすい英単語を解説 – FUNDO

ドメスティック・バイオレンスの「ドメスティック」の意味とは?勘違いしやすい英単語を解説

2020.6.30


家庭内暴力、特に夫婦間やパートナー間の暴力のことを「ドメスティック・バイオレンス」や、その綴りを略して「DV」と言いますよね。

バイオレンスは暴力という意味ですが、ドメスティックはどのような意味になるのでしょうか?

ドメスティックの意味


ドメスティック(domestic)は、複合語である「ドメスティック・バイオレンス」の印象が非常に強いですが、いくつかの意味があります。

家庭内という意味


1つ目の意味は、「家庭的・家族的」です。ドメスティック・バイオレンスはこの意味で使われており、「家庭内暴力」を意味します。

また家庭的な関係性のことを、”ドメスティックな関係性”と言うこともあるでしょう。

国内という意味


2つ目の意味は、「国内の・国産の」です。

ファッション業界で国産ブランドのことを「ドメスティックブランド」と言ったり、国産品のことを「ドメスティックプロダクツ」と言ったりします。

また、空港のインフォメーションで「ドメスティック」という表記を見たことがある人もいるでしょう。

航空業界において、ドメスティックは「国内線」を意味しているのでよく登場します。このようにファッション業界や航空業界でも用いられることが多いですね。



DVのイメージが強すぎる


「ドメスティック」という言葉を聞くと、みなさんは何をイメージしますか?きっとドメスティック・バイオレンスの印象が強いでしょう。

ドメスティックはネガティブイメージ


ドメスティックは、「家庭的・家族的」「国内の・国産の」という意味なので、決してネガティブな意味合いではありません。

しかし、ドメスティック・バイオレンス(DV)のイメージがどうしても強いため、ネガティブなイメージが付きまとってしまいます。

そのため、ドメスティックの意味をよく知らない人でも、なんとなくネガティブな意味だと思い込んでいる人も多いでしょう。

ドメスティックな人


「ドメスティックな人」と言うと、”家庭内暴力を振るう人”という意味で勘違いするケースがあります。

しかし、「ドメスティックな人」の本来の意味は、「家庭的な人」です。

ドメスティックな彼、ドメスティックな父なども”家庭的な男性”ということですので、誉め言葉になりますね。

ドメスティック・バイオレンスを振るう男性という逆の意味で使わないよう注意しましょう。

ドメスティックな彼女


2014年から「週刊少年マガジン」で連載スタートし、アニメ化もされた人気漫画『ドメスティックな彼女』が人気を博したおかげで、「ドメスティック=家庭的、国内の」という正しい意味を認識する人が増えたとも言われています。

ドメスティックの対義語は?


ドメスティックの反対の言葉は、何と言うのでしょうか?ドメスティックの対義語についてまとめてみましょう。

ソーシャル


「家庭的、家族的」という意味の対義語として考えると、「ソーシャル(社会の)」があります。

また、「ワークプレイス(職場)」「スクール(学校)」などもドメスティックの対義語となります。

インターナショナル


「国内の、国産の」という意味の対義語として考えると、「インターナショナル(国際的な、国際の)」「フォーリン(外国の)」「グローバル(地球全体の、世界的な)」などがあります。

意味を勘違いしないで正しく使おう!


「家庭的・家族的」の意味でドメスティックを用いる場合、「ドメスティックな問題を抱えているので、明日は会社を休みます」「短気な彼氏からドメスティック・バイオレンスを受けている」と使います。

「国内の・国産の」の意味でドメスティックを用いる場合は、「このワインはドメスティックと思えないほど美味しい」「ドメスティックを売りにしたところ、安心感からか、売上が伸びた」「この店は今人気のあるドメスティックブランドだよ」などと使います。

ドメスティックの意味を間違えずに、日常生活でスマートにさりげなく使いたいですね。

まとめ


ドメスティックと聞くと、「ドメスティック・バイオレンス」のイメージが非常に強く、暴力的な負のイメージを持つ人がいます。

しかし、ドメスティックの本当の意味は「家庭的・家族的」「国内の、国産の」であり、ネガティブな意味は全くありません。

社会問題を話すときには「家庭的・家族的」の意味で使われることが多く、ファッション業界や航空業界では「国内の」という意味で用いられます。

意味を取り違えずに、きちんと意味を理解した上で使いたいですね。
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