熊本県の阿蘇山は15 日も噴火が続いています。地元では宿泊施設で予約のキャンセルが相次ぐなど影響が出ています(阿蘇市内の宿泊施設では15日午前10時時点で予約のキャンセルが計422人に上っています)。
噴火の影響は日常生活に支障がないレベル
阿蘇山周辺において、噴火の影響は日常生活に支障がないレベルとされていますが、地元では風評被害を心配する声が上がっています。
以下のツイートもその一例です。
出典:twitter.com
規制が出ているため注意は必要としながらも、観光施設には今のところは問題がないということです。
ちなみに、阿蘇中岳の火口から約3キロ、規制エリアの外にある阿蘇市草千里では15日朝からレストランなどが営業を再開したそうです。また、懸念された農業への影響ですが、現時点では降灰の時間が短かったため大きな影響は出ていないそうです。
付近の人気温泉地である黒川温泉では、予約客の問い合わせが続いているそうです。黒川温泉の中心部に位置する「新明館」のスタッフは「この辺りは全く影響がないので安心しておいでください」と話しています。
阿蘇山噴火に関する情報は、阿蘇市観光協会のFacebookや阿蘇市ホームページなどでご確認いただけます。
状況は刻一刻と変わりますし、常に注視は必要ですが、現時点では観光に影響はないという現地の方々のご意見が散見されます。風評被害をなくすためにも、正しい情報を多くの方々と共有することが引き続き重要になってくるかと思います。
出典:headlines.yahoo.co.jp / twitter.com