現代の食卓でお馴染みの「天ぷら」ですが、江戸時代には一風変わったスタイルで売られていたようです。
そのことを親しみやすいイラストで表現した投稿が、Twitterで話題になっています!
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江戸のまちの人気屋台フード
投稿されたのは、昔の文化や暮らしを調べて描かれている笹井さゆり/Sayuri Sasai(@chiyochiyo_syr)さん。
天ぷらが鮨や蕎麦と並ぶ江戸のまちの人気屋台フードだったことを、分かりやすいイラストで解説されています。
江戸時代中期、油が庶民に普及したことで「天ぷら」が誕生したといいます。
当時は1本4文(100円)だったようで、魚介に衣をつけてごま油などを使って揚げていたとのこと。
また、串にさした天ぷらを、天つゆと大根おろしに「串カツ」のようにつけて食べていたそうで、気軽に美味しく食べられ人気屋台フードだったのですね!
参考文献
こちらは、笹井さんが今回の作品を制作するにあたって参考にされた文献です。
親しみやすいイラストで表現することで、難しい文献をシンプルに分かりやすく伝えてくれていますよね。
時代がよくわかって面白い
投稿に対しては、「一本4文もしたのですね・・・初めて知ったので面白かったです」「つばき油で揚げる天ぷら。 何とも香りがよさそう」「お蕎麦を持っていき、「天ぷら直入れ」 いいですね」「串に刺して提供されていたんですね。いまの静岡おでんみたい」「関西の串カツみたいですね」といった声など、多くの反響が寄せられていました。
また、「単純比較はできませんけれど、卵黄が高価でごま油が安価ってのも時代がよく分かって面白いですね」という意見も見られました。
確かに、時代背景も読み取れるところが面白いですし、勉強になりますね!江戸時代に思いを馳せながら食べる天ぷらも一興かもしれませんね!
前回記事
そばが江戸の人気フードになった経緯を説明したイラストが、分かりやすくて可愛いと話題に!「最初は味噌ベースのつゆだれだったんだ!」