江戸時代に起きた『雪の文様』ブームの火付け役!?雪にハマったお殿様の逸話を描いたイラストが話題に

雪の結晶には、自然の造形とは思えない美しさがありますよね。
江戸時代、そんな雪の結晶にハマっていたお殿様がいたようです。

雪の文様ブームに火付け役!?

ご紹介するのは、昔の暮らしや文化を親しみやすいイラストで紹介されている笹井さゆり/Sayuri Sasai(@chiyochiyo_syr)さんがXに投稿されたイラストです。

出典:X

 

顕微鏡を手に雪の結晶を観察しているのは、古河(現在の茨城県)の藩主・土井利位(どい としつら)。
このお殿様は、雪の結晶を研究に20年もの歳月をかけていたとのこと。

顕微鏡で見た雪の結晶を筆で描いていたそうで、そのスケッチ集が話題となったことをきっかけに「雪の文様」がブームに。
着物や小物に雪の結晶がデザインされるようになったといいます。

今では、さまざまなところで見かける雪の結晶のデザインですが、江戸時代のお殿様の趣味が始まりだったのですね。

参考文献

笹井さんがイラストを制作される際、参考にされた文献がこちらです。

江戸時代のお月見事情も解説

江戸時代の暮らしや文化を、イラストなどでシンプルにわかりやすく表現されている笹井さん。
FUNDOでは、江戸時代のお月見事情を描いたイラストなども記事としてご紹介しています。

歴史が好きな方はもちろん、興味深い内容となっているので併せご覧ください。

「江戸時代は満月ではない月も月見の対象だった」江戸時代のお月見事情を伝えるイラストに反響!

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