
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、本音がぽろり…驚愕の義母とのトラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、地方在住の20代女性・Yさん。
今回は、義母との関係に悩んでいた私が“ある一言”をきっかけに大爆発したお話です。
娘を大切に育ててきた私にとって、それはどうしても許せない言葉でした。
でも、その一件を機に、私は自分の気持ちを正面からぶつけることができたんです。
★1話完結で描かれる、義母の発言をめぐる衝撃の物語です★
目次
一見優しい“いい義母”の正体
義母は、見た目も穏やかで世間的には「いいお姑さん」と言われるタイプ。
子どもが生まれてからも、何かと気にかけてくれて、時にはお菓子を買ってきてくれたり、洋服を送ってくれたり。
でも私は、どこかで“違和感”を感じていました。
プレゼントはなぜかいつも青やグレー系の男の子向けカラー。
「○○くんって名前、かわいいと思ってたのよね〜」と、性別すら間違える発言。
そしてついに、あの日の“決定的な一言”が飛び出します。
「男の子が欲しかったのよね〜」で凍りついた空気

娘の1歳の誕生日を祝うため、義母を家に招いた日のこと。
笑顔でケーキを食べながら、義母が突然こう言いました。
「うちはね、ずっと“男の子の初孫”を楽しみにしてたの。女の子も可愛いけど…ほんとは“男の子が欲しかった”のよね〜」
一瞬、空気が止まりました。
娘を目の前にして、まるで「男の子じゃないから残念」と言わんばかりのその言葉。
私はショックで、何も言えなくなってしまいました。
夫に相談するも…「悪気はないって」

その夜、私は悶々としながら夫に打ち明けました。
「ねぇ…今日お義母さんが言ったこと、聞いてた?」
夫は「え?あぁ、“男の子欲しかった”ってやつ?あれはただの口癖みたいなもんだよ」と軽く流しました。
「悪気はない」「昔はそういう考えの人多かったし」
──そういう問題じゃない。
娘が聞いていたらどう思ったか。
私は胸の奥にじんわりと怒りが湧いてきました。
モヤモヤを晴らすため、私は行動した

私はもう、“やんわりスルー”するのをやめることにしました。
次に義母が家に来たとき、私はあえて娘の前でこう言いました。
「ねぇお義母さん。○○(娘の名前)、とっても元気で優しくて、私にとって宝物なんです。
だから“男の子の方が良かった”なんて、娘が傷つくようなことはもう言わないでくださいね」
義母は最初キョトンとしていましたが、徐々に顔がこわばってきて…
「…そんなつもりじゃ…」
私は静かに、でもハッキリと続けました。
「私にとっては大切な娘です。性別は関係ありません。
お義母さんが何を“期待していた”としても、うちの子は比べられる存在じゃないので」
空気が一変。その後の義母の反応は…
一瞬、気まずい沈黙が流れました。
でも義母は、観念したようにうつむいて「ごめんなさいね…軽はずみだったわ」とだけ言いました。
それ以降、義母から“男の子発言”が出ることはピタリとなくなりました。
プレゼントの色味も変わり、娘の好きなピンクや花柄の服が届くように。
義母なりに、反省してくれたのかもしれません。
まとめ:“期待”という名の圧を跳ね返せ
★ 「男の子がよかった」発言は、子どもを否定するに等しい
★ “悪気がない”では済まされない言葉もある
★ はっきり伝えたからこそ、関係が変わった
家族だから、言いづらいこともあります。
でも、“我が子を守る”という軸がブレなければ、ちゃんと言葉にしていいんです。
あのとき私が黙っていたら、娘はいつか「自分は望まれてなかったのかな」と思ってしまったかもしれません。
だから、これを読んでいるあなたも、もし似たようなことを言われたら──
優しく、でもきっぱりと、自分の気持ちを伝えてくださいね。