※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、 “ 新婚なのに母親ファースト ” な夫に振り回された投稿者の実体験をもとにしたお話です。
投稿者は、神奈川県在住の30代女性・Rさん。
結婚して間もない頃から、夫は毎晩 “ お母さんへの報告LINE ” を欠かさず送信。
週末も義母の用事を最優先し、妻である投稿者は常に “ 後回し ” 。
最初は「親孝行な人なのかな」と思っていたものの、日々のモヤモヤはやがて我慢できないレベルに…。
ついに “ 義母への爆弾LINE ” を送ることになった投稿者。
その結果、夫婦関係は驚きの展開を迎えることに──!?
★1話完結で描かれる、 “ マザコン夫 ” とのバランスの崩れと、そこに線を引いた妻の決断★
目次
新婚なのに、毎晩LINE…相手は“お母さん”
結婚して3ヶ月。
新婚生活ってもっとラブラブで、二人だけの時間が増えるものだと思っていました。
でも、うちの夫は違ったんです。
夕食を終えた後、ソファでくつろぎながらスマホをいじる夫。
その視線の先には、義母とのLINE画面。「今日の晩ごはんは○○だったよ」「嫁は元気そうだよ」と、まるで報告書のような内容を毎晩送り続けていたんです。
最初は「仲がいいんだな」くらいに思っていましたが、日に日に違和感が増していきました。
優先されるのはいつも義母
記念日ディナーを予約しても、「母さんに夕飯届けてから行こうか?」と言い出す夫。
週末のお出かけも、「母さんが風邪気味らしいから顔出したい」と変更に。
「私は後回し?」と聞いても、夫は悪びれる様子もなく「家族だし当たり前じゃん?」と涼しい顔。
私の不満を冗談のように流して、話をすり替えてしまいます。
義母のことを思いやる気持ちはわかります。
でも、私の気持ちを置き去りにしたまま“お母さん優先”を続ける夫に、ついに限界がきました。
義母のひと言で、怒りが爆発
ある日、私が仕事で疲れて体調を崩した夜のこと。
夫は「母さんが寂しいらしくてさ」と言って、私を置いて実家に行ってしまったんです。
翌日、私の体調を知った義母から届いたLINEには、こう書かれていました。
「うちの息子は昔から優しい子だから、あなたも大事にしてあげてね♡」
……え?
大事にされてないの、私のほうですけど?
優しさの方向、完全に間違ってますよね?
決意の “ 爆弾LINE ” で反撃スタート
それから数日、私は黙って観察しました。
夫の “ 報告LINE ” は、毎晩欠かさず続いていました。
そして、タイミングを見て──義母に私からもLINEを送りました。
「○○さん(夫)が、体調の悪い私を置いてまでお母さまの元へ行かれたこと、正直すごくショックでした。
結婚生活は夫婦のバランスが大事だと思っていますので、今後は “ 家庭の優先順位 ” を夫婦で決めさせていただきたいです。」
言葉は丁寧に、でもしっかりと。
この一通が、義母と夫に “ 私の本気 ” を伝える最後の警告でした。
“ お母さん優先 ” からの脱却
その後、義母から返ってきたLINEは意外なものでした。
「ごめんなさいね、気づけてなかったわ。○○にはちゃんと夫婦での責任を持たせるように話すわね。」
そして、夫には義母から「自立しなさい」と直電があったようです。
それ以来、夫の “ 報告LINE ” はパタリと止まり、週末も私との予定を優先してくれるようになりました。
まとめ:優しさと依存は、まったく別物
“ お母さんを大切にする優しい夫 ” ──
その裏にあったのは、「自立できていないただのマザコン」でした。
● 「親を大事にする」と「親に縛られている」はまったく別の話
● 結婚後の優先順位は、まず “ 夫婦 ” であるべき
● 波風を立てずに、でもハッキリ伝えることが自分を守る一歩
夫婦って対等じゃないとダメなんです。
だからこそ、 “ 義母>妻 ” 構図には、ハッキリNOと言ってよかったと思っています。