「うちの子、変なあだ名つけられてますよ」匿名LINEが暴いた裏の顔

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※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。

本記事は、「うちの子、変なあだ名つけられてますよ」──と突然届いた“匿名LINE”がきっかけで、想像もしなかった裏の顔が暴かれていく実話です。

投稿者は、関西地方在住の30代女性・Nさん。
幼稚園で平穏に過ごしていると思っていた息子が、ママ友たちの陰口の“ネタ”にされていたことを知った瞬間。
母として、女として、どう向き合うべきか。

テーマは、「匿名の善意が暴いた、ママ友LINEの闇」。

まさか、毎日顔を合わせて笑っていた相手が、裏で子どもをバカにしていたなんて──
でも、この話は“気づいただけで終わらなかった”。
静かに燃えた母の闘いと、その逆転劇をぜひご覧ください。

「うちの子、変なあだ名つけられてますよ」匿名LINEが暴いた裏の顔

ある日、LINEに“知らない番号”からのメッセージが届きました。

「突然すみません。匿名で失礼します。
念のためお伝えしておきたいのですが──
〇〇くん、園で“あだ名”つけられて笑われてます」

最初はいたずらかと思いました。
でも、そこに添えられていたスクショを見て、息が止まりました。

“秘密のグルチャ”に晒されていた、うちの子のこと

スクショには、ママ友らしき複数人のやりとりが映っていました。

「今日も“よだれマン”来てたよw」
「あのリュック、年少が使うやつでしょ」
「わざと変な靴履かせてるの?キャラ狙ってる?」

“よだれマン”。
それは、うちの息子のことでした。

確かにうちの子は、緊張するとちょっとよだれが出やすくて、私も気をつけていました。
でも、それをママ友たちがLINEグループで“あだ名”にして笑っていたなんて…。

そこにいたのは、毎朝「おはようございます♪」と笑顔で挨拶してくる、あの人たち。

誰が送ってきたかは、すぐに察しがついた

匿名とはいえ、メッセージの文面はとても丁寧で、決して私を煽るようなものではありませんでした。

「私も最初は流してたけど、最近のやりとりが度を超えていて…」
「子どものことを笑うのは、さすがに見過ごせませんでした」

正義感から送ってくれたのだとわかりました。
それだけに、“ママたちの裏の顔”が、いっそう怖く感じられました

私は“やり返す”よりも、“正面から”動いた

私は、そのグルチャにいたであろうママたちのうち、中心メンバーの一人にだけ連絡を取りました。

「こんなLINEをもらったんだけど、何か心当たりある?」
そう言って、スクショを添付して送りました。

数時間後、返ってきたのは──

「ごめん…ほんとごめん…調子に乗ってた。最低だった」

まさか、あっさり“認める”とは思っていませんでした。
そして数日後、園に行くと、そのママ友たちが私のところに来て、
揃って「ごめんなさい」と頭を下げてきたのです。

 “大人の謝罪”よりも、“子どもに向き合う勇気”を選んでほしい

私は許すとも、許さないとも言いませんでした。
ただ一言だけ、伝えました。

「私は大人だからまだ我慢できます。
でも、子どもが“笑いもの”にされたと知ったとき、親としては、一生忘れられません」

それだけ伝えたあと、私はその場を離れました。

 まとめ:「匿名LINE」は、静かな味方になることがある

★ 誰も見ていないようで、誰かはちゃんと見ている
★ LINEの中だけで完結してるつもりでも、“正義感”はちゃんと存在する
★ 子どもを守るのは、大声じゃなく“事実”と“毅然とした態度”

今回、私の味方をしてくれたのは、顔も名前もわからない誰かの“勇気”でした。

もし、あのLINEがなければ──
私はずっと、笑顔の裏で子どもが笑われていることに気づけなかったかもしれません。

この記事が、“違和感”を覚えているあなたの背中を押せますように。
信じるべきは、人の表情ではなく、行動と証拠です。

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