※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「誰も喜ばない古着」が大量に届くという、ある女性のモヤモヤ体験。
投稿者は、埼玉県在住の30代主婦・Mさん。
義母から送られてくるのは、色あせたTシャツやサイズの合わないパンツなど、どう見ても着られない服ばかり。
「もったいない精神」なのは分かるけれど、どう見ても着られない服ばかり。
今回は、「義母のリサイクル癖」に悩む女性の体験談をもとに、角を立てずにやんわりと断る方法をお届けします。
目次
「また来た…」届くのは誰も喜ばない古着の山
義母から届く荷物は、いつも大きな段ボール。
開ける前から嫌な予感はしていましたが、案の定、中身は古着の山。
しかも、そのほとんどが色あせたTシャツや、ゴムが伸びきったズボン、黄ばみのあるシャツなど、とてもじゃないけど外では着られないものばかり。
「まだ着られるのに捨てるなんてもったいない!」
義母はいつもそう言いますが、それは“自分が着るなら”の話であって、押し付けられる側としては本当に困るんです。
義母の“リサイクル精神”は善意か迷惑か?
もちろん、環境にやさしい暮らしや、物を大切にする心は素晴らしいことです。
ただし、義母から届く古着は、すでに着られるレベルを超えてしまっているものがほとんどです。
それに、毎回「まだ使えるから」「誰かにあげて」と、半ば強制的に受け取らされるのも負担。
保管するにも場所を取りますし、結局こちらで処分することになるのです。
「わざわざ捨てるために受け取っているようなもの…」と、Mさんのストレスは募るばかり。
断りづらい“義母ルール”
何度かやんわり断ったこともありましたが、義母は「えー、せっかく送ったのに!」と不満顔。
「新品も混ざってるでしょ?」と反論され、結局受け取らざるを得ませんでした。
義母には『古着=エコ』『古着=感謝されるもの』というルールがあるようで、相手の負担を考慮する視点が欠けているようです。
ありがた迷惑とはまさにこのことです。
ついに決断…やんわり “ ストップ ” をかけた方法
ある日、段ボールを開けた瞬間、Mさんは心を決めました。
「もう、このやり取りを終わらせよう」
まずは、義母への感謝から切り出しました。
「いつも気にかけてくださってありがとうございます」と前置きしつつ、
「最近、家の収納がいっぱいで…古着は必要なときにこちらからお願いしたいです」と、やんわりと制限を提案。
さらに、処分や寄付の選択肢を勧めました。
「状態のいい服は寄付団体さんが喜びますよ」と、義母の“エコ精神”を否定しない形で伝えたのです。
驚きの効果とその後
最初は「そうなの?」と渋っていた義母ですが、寄付先の情報を渡すと興味を持ち始め、次第に直接送ってくることはなくなりました。
最近では「これ寄付してきたのよ」と満足げに報告してくれるようになったとか。
Mさんは、押し付けられるストレスから解放され、収納スペースもスッキリ。
義母も「誰かに喜んでもらえた」と前向きになり、結果的にお互いの関係が良くなったそうです。
まとめ:義母の“リサイクル癖”は否定せず、方向転換を!
★ 感謝の気持ちを先に伝えると、角が立たずに済む
★ 相手の価値観を尊重しながら、受け取らない方法を提案
★ 寄付やリサイクル団体など、代替案を具体的に示す
義母の “ エコ癖 ” は、心温まる善意から来ているもの。しかし、それが押し付けられると、嬉しさよりも負担感が強くなってしまいます。
“ モヤモヤを抱えたまま、誰かの期待に応える ” のではなく、
“ 自分の感謝を、自分の意思で伝える ” 。
このアプローチを試みたことで、義母との関係も良好に保て、ストレスから解放されました。
「リサイクル癖」に悩んでいる方は、相手の価値観を活かしつつ、自分のペースで関わり方を変えていくことが大切です。試してみてください。