墓場の芝生で横になった時、君は一緒に寝てくれたよね。
墓場に少なくとも20年間住み続け、これまでに多くの人々の悲しみを癒してきた猫が天国へ…。そんな一匹の猫の話題が、多くの反響を呼んでいるのでご紹介します。
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20年間、墓場で暮らしていた
場所はイギリス。猫の名はバーニー。20年以上前、墓場の近くにある家で飼われていた猫だと考えられています。その一家は他の地域へ引っ越したようですが、何かの理由でバーニーは墓場に戻ってきたといいます。
バーニーは老衰で亡くなるまで(2月末に死去)、墓場の管理人や近隣に住む人々から可愛がられ、暮らしていたそうです。
悲しみに打ちひしがれ、墓場にやってくる人々。バーニーはそんな人々の心をそっと支え続けていたといいます。「晴天の日に芝生で寝っころがっていたら、バーニーが隣りに寄り添って寝てくれた。バーニーは私の天使だった」「バーニーの存在が進むべき道を示してくれた」など、バーニーの死を惜しむ声は後を絶ちません。
クリスマスがやってくる度に、バーニーには多くの人々からプレゼントが贈られていたそうです。心から愛されていたことが分かります。
(バーニーに対する追悼のコメント)
・彼はすべての人々に笑顔をもたらしてくれた。墓に行くと、いつも来てくれた。
・本当に素晴らしい猫。心をいつも癒してくれた。
・バーニーのお世話ができてよかった。今度会う時は虹の橋で…。
20年間暮らした墓場で眠ることに
バーニーは20年間暮らし続けた墓場で眠ることになったそうです。また、墓場の壁には額縁を飾る予定だといいます。多くの人々にとって特別な存在だったバーニー。きっとこれからも天国から、悲しみに暮れる人々を見守り続けてくれるに違いありません。