防犯のための『タクシーこども110番』知っていましたか?

このステッカーの貼ってあるタクシーを見たことはありますか??「タクシーこども110番」と言って、犯罪に巻き込まれそうになった子供を助けよう!守ろう!ということで始まったのですが、認知度がいまいち上がっていないのが現状。取り組み自体は、2006年4月から東京ハイヤー・タクシー協会が、同年12月から東京都個人タクシー協会が、警視庁と東京都の協力を得て取り組んでいる。せっかく素晴らし取り組みなので、皆さんに知っていただきたい。

「タクシーこども110番」の活動内容

実際の活動内容は次の通りです。
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出典:taxi-tokyo.or.jp

1.こどもの保護
 こどもを車内に保護するとともに、落ち着かせ、安心させます。
2.事情を尋ねる
 こどもに、いつ、どこで何があったかを尋ねます。
3.110番への通報
 「タクシーこども110番」通報であることを告げ、現在地及び状況等を通報します。
4.警察の指示を受ける
 こどもをタクシー車内に保護した際は、その後どのように対処するか警察の指示を受け、こどもの安全の確保に努めます。

制度開始時の発車式での様子
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出典:taxi-tokyo.or.jp
この様な感じで、子供を保護するのが目的です。

素晴らしい取り組みなのですが、認知度が低く、活動開始以来、「タクシーこども110番」の利用報告はゼロだそうです。認知度の低いせいか、東京が安全なのかはわかりませんが、せっかくの活動なので、もっと認知度を高めるべきではないでしょうか?

お子様のいる家庭では、ぜひお子様にこの制度の存在を教えてあげてください。学校・保育園・塾の先生もぜひ子供たちにこの事を教えておいてあげてください。この「タクシーこども110番」は、東京以外でも、大阪府、京都府、兵庫県、広島県、福岡県、岐阜県など全国各地で行われています。今回初めてこの制度を知った方もぜひ、「タクシーに助けを求められる」「タクシーがこどもを助けてくれる!」という事実を知り、皆さんに伝えてください。


出典:kojintaxi-tokyo.or.jp / taxi-tokyo.or.jp / secom.co.jp


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