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東京五輪に向けて「原宿駅」建替えの計画が発表され、“都内最古の木造駅舎”はどうなる!?といった観点も含めて話題となっています。
JR東日本は6月8日、山手線の原宿駅(東京都渋谷区)を、東京五輪が行われる2020年までに建替えることを発表しました。付近に五輪会場となる国立代々木競技場があり、※混雑が見込まれることが大きな要因とされています。
※駅構内の通路が狭く、付近でコンサート等があると駅を入場規制する日もある。
現駅舎はぜひ保存していただきたい…!!
原宿駅建て替えへ 東京五輪までに 現駅舎の保存は未定:朝日新聞デジタル https://t.co/liihcPWanG
— 長嶋はるか (@naruhodo_haruka) 2016年6月10日
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原宿駅といえば、都内の木造駅舎として最古(1924年建設)とみられている洋風の駅舎がトレードマーク。現駅舎を取り壊すかどうかは、まだ未定とのこと。JR東日本によると、地域住民や渋谷区の意見などをうかがった上で検討するとしています。ちなみに、工事は早かれば今年中には着手する予定だそうです。
現時点でのイメージが公開された
JR東日本のリリースに駅改良の工事計画について内容が記されていますが、その中には現時点での新駅舎のイメージも公開されていました。※現時点でのイメージであり、実際と異なる場合あり。
駅外観(明治神宮側)
改札内コンコース
(具体的な工事計画)
1.現在、年始のみ使用している臨時ホームを外回り専用ホームにする。
2.線路及びホーム上に2層の駅舎を新設し、コンコース、改札口、トイレを拡張して混雑緩和を図るほか、エレベーターを増設。
3.明治神宮側に新たに出入口を設置。
4.今回新設する外回り専用ホームは、通路で竹下口改札にも接続。
新駅舎は、現駅舎の南西の隣接地に線路をまたぐように作られるようです。ホームを1つから2つに増やし、乗客の使うスペースは2倍になるとのこと。
ちなみに、原宿駅のほかに、千駄ケ谷駅・信濃町駅の工事計画も同リリースで併せて発表されています。詳しい内容はこちらでご確認ください。
(この件について寄せられていた声)
JR原宿駅の建て替え方針を受け、現駅舎の保存について検討が始まりました。関東大震災直後の完成で、都内の木造駅舎では最古と言われます。効率化で日本の駅は画一的になってしまったとの嘆きも聞かれます。貴重な歴史的建造物が残ってくれれば。https://t.co/ldsE23IQe3
— 毎日新聞デジタル報道センター (@mainichi_dmnd) 2016年6月10日
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原宿駅の建て替え反対については、意識高い系の年寄りではなく、今、原宿に来る若者から、原宿駅なんかかわいいじゃん、原宿駅を壊さないで、っていう感じで発案してほしいと思います。
— 建築エコノミスト森山 (@mori_arch_econo) 2016年6月8日
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原宿駅建て替えか…たしかに人の混雑はいつもやばいからなんとかならんのかなって思ってるけど、あのログハウスみたいなかわいい駅舎がなくなっちゃうと思うとそれはそれで寂しい
— Mizho (@okayu11345) 2016年6月9日
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原宿駅建て替えって勿体なくない?構内は確かに作り替えてもいいけど、増設なり旧駅使うなり出来ないものなのかな。普段は使わないけど、あの佇まい好きだし壊さないで上手く出来たらいいな。
— ダイキ (@tokyochildrenyh) 2016年6月9日
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建替え自体を反対する声、建替えには一定の理解を示すものの木造駅舎を何とか保存してほしいという声など、さまざまな声が寄せられていました。確かに原宿駅といえば、木造駅舎のイメージが強いです。五輪に向けた利便性優先の計画も理解できますが、原宿駅がどこにでもあるような駅になってしまうのは寂しいですね。
出典:www.jreast.co.jp / www.asahi.com