
みなさん、家具などの地震対策について、どのように考えているでしょうか?先日の大阪府北部地震を受けて、本棚やタンスを固定しなければ!と焦った方も多いかもしれません。
そんな中、醤油猫 (´・ω・`)スー(@shoyu_cat)さんが投稿した、ホームセンターの店員さんによるアドバイスが話題になっています。
それがこちらです。
以前、本棚の固定をしようとホムセンに行ったら、スタッフに「本を飛び出さないようにした場合、本棚全体が、その質量の木材の塊になると考えたほうがいいです。揺れによってはその重さで壁ごと持っていかれますから」とのこと。本が散らかるのも悪いことばかりではない。
— 醤油猫 (´・ω・`)スー (@shoyu_cat) 2018年6月20日
なるほど!単純に本が飛び出さないようにしてしまうと、本棚自体の重量が増して、より危険になる可能性があるのですね。
本がバラバラに落ちてくる程度なら大丈夫でも、本棚とすべて一体化した重さが倒れてきたら、大けがにつながる可能性は高くなりそうです。
このツイートには、さまざまな体験談や知識が寄せられています。
瓦屋根と同じですね。
揺れた時に瓦が落ちて家を壊さないように出来ているのと似ていると思いました。
建築基準法なんだかわかりませんが最近は瓦屋根は固定されているらしく地震のとき落ちずに家ごと崩壊するらしいですが。物によっては落ちた方がいいときもありますね。
— ミソフォニアカプリ子ちゃん (@jiantkprk) 2018年6月21日
本当にそう思います。阪神淡路のときに本棚の下敷きになりましたが、ケチって扉も背板のない棚にしていたので、バラバラと降るように本が落ちてきて、最後に棚が倒れてきました。布団の中に潜り込んでいたので怪我もありませんでした。ガラス扉のある本棚とか凶器になると思います。
— miyako (@miyako_star) 2018年6月21日
だから固定する場合は家の柱に止める訳です。石膏ボードが飛んじゃうのはしょうがないですが、家の柱が飛んだら家が崩れますから。
考え方としては、家に本棚を張り付けるんじゃなく、本棚を壁の構造材、家の一部にする形で固定するとよいです。— はら@SURFACE再始動万歳 (@js1b6121) 2018年6月21日
重たいハードカバーや辞書は下に、文庫本など軽いものは上に。コレだけでも本棚の揺れ方や本が落ちてきた時の怪我のしにくさが違いますので今道具ない方にオススメです。
でも本棚は壁の後ろの間柱にL字金具でしっかり固定がオススメです。
発災時は死なないように、発災後は怪我しないように。
— 獺祭母ちゃん (@aji_aya) 2018年6月23日
これを機に、もしもの時家の中にどんな危険が潜んでいるか、しっかりとシミュレーションしてみるといいかもしれませんね。
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出典:Twitter(@shoyu_cat)