
思わに危機に直面した時、勇敢な行動を取りたいと考えていても、実際にはなかなか難しいことです。
しかし今回ご紹介する男性は迷うことなく勇気ある救出活動を行ったヒーローです。
アメリカで実際に起きたニュースをご紹介します!
目次
事件は高速道路で
今回ご紹介するのはアメリカ・マサチューセッツ州の高速道路で起きた事故に関するニュースです。
ドミニカ共和国出身のアドルフォ・モリーナさんは家族と共に空港から高速道路を使って家に戻っていました。
その際にアドルフォさんは明らかに異常な動きをする青い車を発見したのだと言います。
車は高速道路では危険な低速で走っており、時折ガードレールや車止めに衝突しながら進んでいました。
異常に気が付いて青い車を注視していたモリーナさんはあることに気が付きました。
運転手の女性が意識を失っていたのです。
高速道路でこの状況は一刻も争う緊急事態。
かといって危険な高速道路でこの青い車を助ける術はそう多くはありません。
しかし、モリーナさんは恐れずに勇敢な行動に出たのです。
4車線を走って横切り救助
モリーナさんが青い車の運転手である女性が意識を失っていると気が付くと、直ぐに自分の車を飛び出し青い車の元へ向かいました。

青い車まではなんと4車線の横断が必要。
しかし全速力で高速道路を走り、車をすり抜けて青い車の元へ向かいました。

青い車の近くに辿り着くと、止まらない車に並走しながら運転手の意識を回復させようとノック。
それでも車は止まらず、最終的にはモリーナさんに賛同し援助する他のドライバーと共に、車を止めることができました。

女性はこの後無事救出され病院に運ばれましたが命に別状はありませんでした。
なんらかの病気が原因で運転中に意識を失ってしまったようです。
モリーナさんの勇気ある行動に全米は賞賛。
領事館などからの感謝状も贈られたようです!
勇気は素晴らしい!けれどもご注意を!
今回は勇気ある男性による救出劇のニュースをご紹介しました。
勇気ある行動は時に人の命を救う賞賛されるべきもの。
しかし時に自身が危険に晒されてしまうこともあるため、注意も必要です。
実際のニュース映像はこちら
英雄を表彰
モリーナさんはアメリカ在住ですがドミニカ共和国人でもあります。そんな英雄を称え、ドミニカ領事館から表彰も受けたそうです
@molina0426 Gracias a los consules @enriquegarciard y @oscar_d_guerrero y @luiguestrella por recibirme en su oficina ❤️❤️🙏🏻 @living_alie