
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、ママ友という「褒めてるつもり?」が思いもよらない方向と驚愕のママ友トラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、地方在住の30代女性・Tさん。
今回は、褒められたと思えばただのマウントをとられている、ママ友の対処法についてお話しします。
今まさに「常にマウントをとられてウザいな~」と悩んでいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
どうぞ最後までご覧ください。
★1話完結で描かれる、ママウント女王の衝撃の物語です★
目次
◆ きっかけは、ちょっとしたお茶会
ある日、私の家で近所のママ友3人を招いてお茶会を開くことに。
お菓子を用意して、テーブルクロスも新調して――私なりに頑張って準備をしました。
玄関先で「おじゃましま〜す!」と明るく入ってきたA子さん。
でも、リビングに足を踏み入れた瞬間、目に見えて表情が曇りました。
え…その程度の家でよく人呼べるね」まさかの暴言

みんなで座って話していると、A子さんがクスクス笑いながらひと言。
「なんか、うちの玄関のシューズクロークより…この部屋、狭いかも♡」
「え、てかこのソファってニ◯リ?あ、ごめん、わたしブランドかと思って〜」
「ていうか、この程度の家でよく人呼べるね♡」
……は?
他のママ友たちも一瞬凍りつきました。
私も内心カチンときたものの、その場の空気を壊したくなくて、苦笑いでスルー。
でも、その日の夜。やっぱりどうしても我慢できませんでした。
黙ってるだけじゃ、なめられるだけ
私の中で“モヤモヤ”が“怒り”に変わったのは、子どもがポツリとつぶやいたひと言。
「ママの家、ちっちゃくて恥ずかしいの?」
A子さんが帰った後、息子が寂しそうに言ったその言葉に、胸が締めつけられました。
私の家は、確かに広くはありません。
でも、家族が笑って暮らせる、温かい場所なんです。
誰かに勝手に「恥ずかしい家」と決めつけられるなんて――そんな筋合い、どこにもありません。
逆転劇はここから始まった

次にみんなで集まる予定があると聞き、私はリベンジを決意しました。
会場は今度、A子さんの自宅。
噂どおり、A子さんの家は広くてゴージャス。
玄関もリビングも雑誌に出てきそうなインテリアで整えられていました。
でも、その華やかさの裏に、ある“スキ”を私は見逃しませんでした。
「すごい家ですね!」のあとに、静かな反撃

私がにこやかに言ったのは、こんな言葉。
「A子さんのお家、モデルルームみたいですね!
でも…なんか生活感がなくて、子どもたち、リラックスできなさそう」
そして小声で、他のママにこうささやいたんです。
「うちってごちゃごちゃしてるけど、そのぶん子どもはのびのび遊んでて…。
見た目より、子どもが安心できる家がいいなって最近思うんです」
その言葉がじわじわ広がって、他のママたちからもこんな声が。
「うちも生活感すごいよ〜笑」
「でもそのほうが子どもって安心するよね」
「A子さんの家、ちょっと緊張しちゃった」
A子さんは苦笑いで「ま、まぁね」とごまかしていましたが――
彼女の“上から目線”が、完全に空振りした瞬間でした。
終わりに:本当の「価値」は、誰かに決めさせない
★ マウントする人は、自分の価値に自信がない
★ 家の広さや持ち物で人を測るなんて、ナンセンス
★ 子どもが笑って過ごせる空間こそ、いちばんの“豊かさ”
あの一件以来、A子さんのマウント発言はぐっと減りました。
他のママたちも、「前より話しやすくなった」と言うように。
私は思います。
自分を守るための言葉は、ちゃんと口にしていい。
優しさだけじゃ、通じない相手もいる。
でも、自分の価値は、自分で信じていいんです。
どんなに小さくても、愛情が詰まったわが家が、私たち家族の誇りです。