
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「わが家のポストに投函される営業チラシ」…驚愕のご近所のトラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、都市在住の20代女性・Cさん。
今回は、“ ご近所さんを「顧客」に!? 驚きのビジネスママ戦略 ”ご近所さんに、私がとったちょっとだけ強気な対処法についてお話しします。
今まさに「仲が良いご近所のさんに営業をかけられている…」と悩んいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
どうぞ最後までご覧ください。
★1話完結で描かれる、誰にでも効率よく営業をかける隣人さんに悩む衝撃な物語です★
目次
「最近ポストにやたらチラシ入ってるなぁ…」と思ったら

ある日、郵便物を確認しようとポストを開けると、またしても見覚えのないチラシが3枚。
・ハンドメイドアクセサリー教室
・キッズ英会話モニター募集
・フェイシャルエステの初回割引券
なんとなくデザインに見覚えがあり、ふと前にご近所のママ友・Rさんがやっていたインスタの告知投稿を思い出しました。
「えっ…これ、Rさんの手作りチラシ?」
その瞬間、背中がゾッとしました。 ご近所さんを「顧客」に!? 驚きのビジネスママ戦略
Rさんは、明るくて行動的な“ ザ・起業系ママ ”。
「主婦こそ、賢くビジネスしなきゃ♪」と話していて、自宅の一室でサロンも始めていたようでした。
それ自体は自由なのですが、問題はそこから。
なんと彼女、町内すべての家に手作りチラシを配り歩いていたんです。
その中には、うちを含む「親しいママ友」も多数。
もちろん事前の相談も、断りの一言もありませんでした。
「宣伝させてね♡」は一方的な“お願い”?

数日後、園の帰りにRさんと会ったときにさりげなく聞いてみました。
「ねぇ、最近ポストに入ってたチラシ…Rさんのかな?」
すると満面の笑みで、
「そうなの〜!“友だち価格”だし、宣伝もかねて♡
お客さんになってくれそうな人には配ってるの♪」
……それ、勝手に“見込み顧客”に入れられてるってこと?
内心のモヤモヤがどんどん膨らんでいきました。
他のママ友たちからも不満の声が…
後日、別のママ友たちとの井戸端会議で話題に出すと、案の定――
「うちも入ってた!しかも2回も」
「なんか、勝手に住所使われたみたいでイヤだったよね」
「悪気ないんだろうけど、ちょっと…図々しいかも」
どうやら、自宅で配ったママ友宅リストをもとに、“ 営業対象 ”として分類されていたようでした。
決意の瞬間。「一線は引かせてもらいます」

私は決意しました。
いつか線引きをしなければ、もっとエスカレートする。
そして次にチラシが入っていたとき、ポストにこう書いたメモカードをそっと差し込みました。
「今後、無断での宣伝物の投函はお控えください。ご理解いただけますと幸いです。」
もちろん名前は書かず、でも言いたいことはハッキリと。 それでも来たLINEの“ 逆ギレ気味メッセージ”
その日の夜、RさんからLINEが届きました。
「えっ、うちのチラシが迷惑だった?
応援してくれてると思ってたから、正直ショック…」
私は心を落ち着けて、こう返しました。
「Rさんの頑張りは応援したい気持ちはあります。
ただ、宣伝とプライベートの境界線は守ってほしいんです。
“ 友達だからOK ”と思われるのは、少し違うと感じました。」
それ以降、Rさんからのチラシはピタリと止まりました。
終わりに:“ 応援 ”と“ 押しつけ ”の違い
★ ご近所だからこそ、配慮と一言が大切
★ 「応援」は、頼まれてこそ成り立つもの
★ “ 起業ママ ”の勢いに流されない線引きは、自分を守る盾
私も働く女性の一人として、誰かの挑戦を応援したい気持ちは本物です。
でもそれは、“ 信頼 ”と“ 配慮 ”があってこそ。
これからも気持ちよく暮らしていくために、ご近所だからこそ、お互いの領域を尊重していきたいと思います。