
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「え?その内容グルチャに!?」と背筋が凍った瞬間をめぐる実録エピソードです。
投稿者は、千葉県在住の30代女性・Kさん。
子ども同士のつながりで形成された“ママ友グループLINE”は、表面上は平和でも、その裏では思いもよらない“本音”が飛び交っていました。
テーマは、「グルチャ誤爆で明かされた“ママ友の裏の顔”と、見事な逆転劇」。
にこやかなやりとりの裏で、自分が“笑いもの”にされていた──
けれど、グルチャという“全員の目に触れる場所”に、皮肉にもその証拠が流出したことで事態は一変します。
★1話完結で描かれる、“グルチャ誤爆”からのどんでん返し劇をぜひご覧ください★
目次
「え?その内容グルチャに!?」ママ友の“本音”が全員にバレた瞬間
私たちの子どもが通う幼稚園には、クラスごとの“ママ友LINEグループ”があります。
行事や持ち物の共有、子ども同士のトラブル相談など、最低限のやりとりだけ…のはずが、一部の“ボスママ”によって、グルチャは次第に私的な会話の場と化していました。
その中心にいたのが、S美さん。
いわゆる「情報通」で、誰よりも早く噂を拾い、誰よりも上からアドバイスしてくるタイプのママです。
私はもともと、そういうノリが苦手で、なるべく丁寧に距離をとってきました。
けれど、どうやらそれが気に入らなかったようで──。
「ほんとズレてるよね」その言葉が流れたのは、まさかの“グルチャ”だった
ある日、幼稚園から帰宅し、何気なくLINEを開いた私。
そこには、目を疑うようなメッセージがありました。
S美「Kさんって、ほんとズレてるよね〜笑 いちいち真面目っていうか」
……え?
“私の名前”が、完全に出てる。
しかもこれ、個人宛てじゃない。全員が入ってるグルチャに送られてる。
すぐに、他のママたちから「?」や「どうしたの?」という返信が相次ぎました。
完全に“誤爆”。
本来は、誰かに私の悪口を送ろうとして、誤って全体に送ってしまったのです。
「ごめん、間違えて送っちゃった」と謝罪?──火に油でした
すぐにS美さんから送られてきたのは、こんな言い訳でした。
「ごめん、友達と別の話してたのに間違えちゃった〜」
でも、どう考えても不自然。
私のフルネーム入りで、内容も完全に“私に関する悪口”。
しかも、何人かのママはそれを見て、既読のまま無言。
中には「……そういう話、個人でやったほうがいいですよね」と静かに釘を刺した人も。
あれほど“持ち上げられてた”S美さんのキャラが、少しずつ崩れはじめた瞬間でした。
黙っているのは損。「ちゃんと見てますよ」と静かに反撃
私はそのLINEには一切、反応しませんでした。
代わりに、翌日の登園時。
他のママ数人に、こう声をかけました。
「昨日のLINE、ちょっとびっくりしましたよね…」
「でも、逆に本音が見えて、助かりましたよね。」
「このグルチャ、記録に残るし。」
私が“静かに見てる側”であることを強調しながら、さりげなく“LINE=証拠になる”ことを匂わせたのです。
その後、S美さんは徐々にグルチャでの発言が減り、周囲のママたちとの距離もどこかぎこちなくなっていきました。
誤爆は、“仮面”を剥がす最高のタイミング
私が何も言わなければ、あの人はずっと裏で私を笑っていたのでしょう。
でも、自分で仕掛けた誤爆によって、自らの印象を落とし、信頼を失った。
結局、半年後にグルチャは自然消滅。
必要最低限の連絡は、先生経由か、役員さんから届くようになりました。
私は今も“何も言っていない”まま。けれど、ママ友たちの視線が明らかに変わったことを、ひしひしと感じています。
【まとめ】“誤爆LINE”は、仮面を剥がす神タイミング
★ 陰口は、いつか必ず表に出る
★ 表向きの人間関係よりも、“一度の誤送信”のほうが人間性を映す
★ 何も言わなくても、“見てる人は見てる”ことが最大の反撃
ママ友付き合いって本当に難しい。
でも、無理に仲良くするよりも、「距離を取る力」のほうが、実はずっと大事なのかもしれません。
この記事が、“グルチャに疲れた誰か”の背中を、そっと押せますように。