
「タオルで隠したいけど、目立たない?」「堂々とするのが逆にマナー?」
温泉や銭湯でふと気になる、 “ 前を隠すか否か ” 問題。
実はこのテーマ、SNSや女性同士の会話でたびたび話題にのぼる “ 静かなあるある ” 。
今回はそんなリアルな声をもとに、「隠す派」と「堂々派」、それぞれのスタイルと気持ちに迫ってみました。
目次
“見られる”ことへの意識、年齢や経験で変わる?
SNSやブログで見かけるのは、以下のような声たち。
「女子旅のとき、みんな普通にタオルで前を隠してた」
「ひとりで温泉に行ったとき、まわりが堂々としていてちょっと焦った」
「最初は恥ずかしかったけど、何回か行くとだんだん慣れてくる」
温泉に通い慣れていない人ほど「とにかく隠したい」気持ちが強く、
一方で、常連さんのようなベテラン勢は “ ありのまま ” に近い姿勢で過ごしている傾向があります。
特に、10代~20代前半は「恥ずかしい」が先行しがち。
逆に、年齢を重ねたり何度も温泉を経験した人ほど、「別に気にしない」スタンスにシフトしていくようです。
『隠す』はマナー違反?温泉の基本ルール
実際、温泉施設に明文化されたルールがあるわけではないですが、
“ 湯船にタオルをつけない ” という基本的なマナーは広く知られています。
つまり——
前を隠すこと自体はOK
でもそのタオルを湯船に持ち込んではNG!
となると、タオルで隠しながらも、湯船に入るときはそのタオルを頭に乗せたり、横に置いたりする必要があります。
「前を隠したいけど、マナーを守るのが最優先」
「湯船の中で手で隠すようにしている」
「軽く体にかけるだけにしてる」
…というように、隠したい気持ちと公共の場でのマナーの両立を意識する人が多い印象です。
“堂々派”の考え方:「誰も他人の体なんて見てない」
一方で、タオルを持たずにスーッと湯船へ向かう “ 堂々派 ” も一定数存在します。
彼女たちの多くが口にするのが、
「温泉では自然体でいるのが一番楽」「他人の裸に興味なんてないよ」というスタンス。
特に地方の温泉や常連が多い施設では、 “ 気にしない ” 雰囲気が場の空気として自然に広がっていることも。
恥ずかしいと思うのは最初だけで、数回行けば自然と “ 堂々 ” に近づいていく——
そんなケースも少なくありません。
どちらも間違いじゃない。大事なのは“まわりとの調和”
「隠す」も「堂々」も、実はどちらもマナー違反ではありません。
大事なのは——
他の人に不快感を与えない
湯船にタオルを入れない
まわりとぶつからないように配慮する
という、 “ 共同空間での気づかい ” 。
つまり、 “ 自分が落ち着ける ” + “ まわりに配慮する ” =温泉マナーの正解といえるでしょう。
ちょっと便利な“隠しアイテム”も登場中
最近は、「隠したいけど気を使いたい」人向けのアイテムも人気。
・ワンピース型の巻きタオル
・サウナスカート風のバスタオル
・吸水性に優れた速乾フェイスタオル
など、見た目もナチュラルで “ 見えても安心 ” なアイテムが増えています。
ただし、浴場内での着用がNGな施設もあるため、事前確認は必須です。
まとめ:「隠すかどうか」より“どう振る舞うか”が大切
★ 隠す派は「恥ずかしさ」や「防御感」からくる自然な行動
★ 堂々派は「慣れ」や「気にしない文化」に支えられている
★ どちらもOK。ただしタオルの使い方など最低限のマナーを忘れずに
★ “ 自分が安心できて、まわりにやさしい方法 ” を選ぶのがベスト!
温泉は、リラックスと解放の場所。
人によって “ 心地よい距離感 ” は違いますが、マナーを守りながら自分らしく過ごせるスタイルを見つけることが、きっと一番の正解です。
「次の温泉、どうしようかな…?」
そんなときに、この記事が少しでも参考になれば幸いです。