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「僕はこれで野球をやめます」
これは、8月20日に行われた夏の高校野球決勝戦(東海大相模 対 仙台育英)の試合前、仙台育英の主将・佐々木柊野選手がインタビューに対して語った言葉です。
惜しくも敗れ、東北勢初の全国制覇はなりませんでしたが、佐々木柊野選手の言葉が話題となっています。
仙台育英 「野球はこれで最後」佐々木柊野主将に、感動の声相次ぐ 「泣ける」「なんちゅうエエ話」 http://t.co/vhTPUllFZv #Yahooニュース
これぞスポーツの、団体競技の醍醐味なのかもしれん。昨日の決勝本当にいい試合だったよ;;
— 里桜 (@rio_chocolat) 2015, 8月 21
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決勝戦後、野球をやめるという決意。この決意の裏側にあったものとは…。
目次
母子家庭…苦労させてしまった母への想い
佐々木柊野選手は母子家庭で育ち、金銭的に苦しかったはずなのに高校まで野球をやらせてくれた母親への想いがあるそうです。
(本人のコメント)
僕はこれで野球をやめます。母子家庭で私学に行かせてもらって母には苦労をかけました。卒業したら消防士になります。
野球をやめた後は、苦労をかけた母親のために消防士を目指す予定とのこと。
名門・仙台育英でキャプテンを務め、決勝までチームを牽引したほどの選手。本来であればプロを目指したり、大学へ進学して野球を続けたり…という気持ちもどこかにあったのかとも勝手ながら想像してしまいますが、「甲子園を最後に卒業後は消防士になる」という決断には、お母さんへの強い想い、感謝の気持ちが伝わってきます。立派な決断だと思います。
決勝戦では、大飛球をフェンスにぶつかりながら好捕。チームのピンチを体を張って防ぎました。これが最後の試合という並々ならぬ想いがこのプレーからも伝わってきました。
" 最後の夏 つかんだ白球 "
仙台育英 3年 佐々木柊野 主将
「 これ以上、相手に流れをもっていかせない。」主将としての意地だった。
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— のかちゃん (@thk38) 2015, 8月 21
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佐々木選手の言葉に対して寄せられていた声
・仙台育英主将の佐々木くんは母子家庭だから、これで野球をやめて卒業したら消防士になると言っていたらしい...優勝してほしかったな。東北初だったし。でも東海大相模強かったね。
・仙台育英の主将の佐々木くんは母子家庭で、この夏の甲子園で、野球やめて消防士目指すらしい! 野球やめるって切ないけど、新しい夢に向かって頑張って欲しい! でもその前に全国優勝という目の前の夢に向かってまずは頑張って欲しい!
・佐々木くん母子家庭でお母さんには苦労かけたって...私学に行かせてもらって...とかって話あかん泣くわ。
・やっばい泣ける。いい消防士なりそう。
みんなで協力してできたことは、どこでも通用する
佐々木選手は試合後、「できることは全部やった。決勝戦が一番いい試合だった」と納得の表情を見せていました。また、「1年間主将をやってきたが、みんなが助けてくれた。みんなで協力してできたことは、どこでも通用する」と語っています。
仲間と協力して成し遂げたことによって得た自信。そして、苦労をかけてしまった母親に対する想いを胸に、新たな一歩を踏み出す佐々木選手。これからの活躍に期待しています!頑張ってください!
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