「生きててくれへんかな」崩れた家から回収されたカップルの写真…奇跡の展開へ

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「生きててくれへんかな」

東日本大震災により、崩れた家から回収された1枚のカップルの写真。その後、奇跡の展開となった出来事が話題となっているのでご紹介します。

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仲良く写る若いカップル。この写真は、東日本大震災で崩れた家から発見されたといいます。発見したのは、大阪府立長野北高校の事務長だった川谷清一さん。ボランティアで宮城県南三陸町に行った時に回収したそうです。

津波をかぶって表面が汚れ、少々丸まっていた写真。川谷さんは、そばに落ちていた携帯電話と並べて、何げなく一眼レフカメラのシャッターを切ったそうです。

生きててくれへんかな



1年間で計10回、宮城県を訪問

川谷さんは、その後も休日や休暇を利用して1年間で計10回も宮城県を訪問。「また来なあかんな」。新たな出会いがもう一回、もう一回と足を運ばせたといいます。2012年4月には、35年間勤めた大阪府を退職し、南三陸町から西に20km余りの宮城県登米市に移住したそうです。


この写真に写っているの、私です

川谷さんは、震災から1年半の間に撮影した被災者や被災地の写真約50枚を選び、借りていた古民家の土間に掲げて展示会を開催しました。その中にカップルの写真もあったといいます。

そして展示会の初日、一人の女性が川谷さんに話しかけてきたといいます。


この写真に写っているの、私です。


話しかけてきたのは写真に写っている女性、小坂翔子さんでした。当時、南三陸町の自宅が津波で倒壊。その後、古民家から1kmも離れていない登米市内の職場で働いていたそうです。同僚から、自分の写真が展示されていると聞いて見に訪れたといいます。

20110401_1929735_R 出典:caritasjapan.jugem.jp

小坂さんに対して、川谷さんは隣に写っている男性の事について恐る恐る聞きました。すると、小坂さんは「彼です。今でも付き合っています」と話したといいます。


震災前に結婚の約束をしていたカップル

2人は震災前に結婚の約束をしていたそうです。しかし、2人とも津波で自宅を壊され、男性の芳賀健爾(けんじ)さんにいたっては自身が津波にのまれ、九死に一生をえたといいます。また、芳賀さんの祖父が行方不明(現在も)となるなど、結婚どころではなくなったそうです。

その後、南三陸町のホテルで2人は結婚式

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2013年7月、南三陸町のホテルで2人は結婚式を挙げ、川谷さんも招かれたそうです。披露宴のスクリーンに映し出された写真の中に、川谷さんが回収した2人の写真もあったそうです。

唯一残った震災前の2人の写真として。
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芳賀さんは「写真を拾ってくれたご本人に、まさかお会いできるとは思いもしなかった」と語っています。また、初めて会った時の川谷さんの言葉が強く心に残っているといいます。

2人とも生きててくれて、ほんまによかった。



(この件に対して寄せられていた声)

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被災者に寄り添うため、この様にボランティアを続ける方々には頭が下がる思いです。もうすぐ震災から5年。改めて色々な事を考えさせられます。



出典:headlines.yahoo.co.jp

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