『ここから出してくれ』必死で窓ガラスを叩くオランウータンの姿に動物園のあり方を考えさせられる

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あなたには、このオランウータンの瞳が何を訴えかけているのかわかりますか?

この動画は、米国のフィラデルフィア動物園で撮影されたもので、2011年にYoutubeに投稿されたものです。よく見ると、このオランウータンの前の窓ガラスに無数の傷があるのがわかります。

必死に何かを訴えかけるオランウータン

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実はこの窓ガラスの傷は、このオランウータン自身が石でガラスを叩いたことによってついた傷なのです。

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動画が進むにつれ、どんどん増えていく窓ガラスの傷…。それはまるで撮影者に、『ここから出してくれ』と訴えかけているかの様に見えます。こちらがその動画ですのでご覧ください。

動画はこちら

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オランウータンはもともと大変知能の高い動物で、人間にとても似ているところが多い動物。ストレスを感じると精神以上を起こすこともあるそうです。撮影者の方に悪気があったとは、もちろん思いません。しかし、悲し気な目をして窓ガラスを叩き続ける姿と、人の笑い声とがあまりにも対照的で私は、何か冷やりとした感情を持たずにはいられませんでした。

『人間が楽しむために他の動物を捕まえて、連れてくる』。動物園というもののこの構造が、やはりあまりにも不自然なことであると、はっきり認識させられたような気がしたのです。

動物園のあり方について考える

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動物園が必ずしも悪いところである…とは思いません。何より子供たちの笑顔の溢れる場所でもありますし、動物園を訪れたことをきっかけに動物に興味を持ち始め、いずれ動物のためになる仕事に就く子供も少なからずいるからです。

しかし今、世界中で動物園のあり方について変化が起こっていることも事実。

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世界有数の「生物多様生息地域」であるコスタリカでは、全ての動物園を閉園し、動物を野生に返すという世界初の試みを行っています。そのことについては以前FUNDOでも取り上げました。

<過去記事>
【世界初の試み】コスタリカが”全ての動物園を閉園”動物たちを野生にかえす

動物園に対するスタンスは、国によっても違うので、すべてコスタリカのようにすればうまくいく、という簡単なものではないのかもしれません。しかしながら、今私たちは、『動物園のあり方』について、再び真剣に考えなくてはいけない時代に来ているのではないでしょうか…?


出典:youtube/phlvisitorcenter/blogs.yahoo.co.jp

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