出典:carolinescart.com
アメリカのアラバマ州に住む、ドリュー・アン・ロングさんとその娘のキャロラインちゃん。キャロラインちゃんは障害を抱えており、常に車いすに乗っての移動しなくてはなりません。しかし、ドリューアンさんとキャロラインちゃんが一緒に買い物に出かけた際、ショッピングカートと車いすを併用出来ない事にドリューアンさんは不便を感じていました。ドリュー・アンさんはこの問題を解決するため、上記のようなショッピングカート、その名も「キャロラインズカート」を開発!同じ悩みを抱えるお母さんや、介護をする人やされる人の為にこの「キャロラインズカート」を広めているのです。
ショッピングカートが使えない
キャロラインズカートを開発する前のスーパーでの状況はこの様な感じでした。
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確かにこれでは買い物が大変です。一人で2台を操るのは至難の業です。
この不便を解消するためドリュー・アンさんは考えました。そして生まれたのが「キャロラインズカート」
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従来のカートでは、小さな幼児までなら乗せられるものはあったのですがこのように、乗れる部分が大きく、大人でも乗れるものは見たことありませんよね?
この「キャロラインズカート」によりドリュー・アンさんは、快適に買い物が出来るようになりました。
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しかし、ショッピングカートはお店にあるもの。お店側が導入してくれないと使いたい人がいても使うことは出来ません。このカートの必要性をお店側はすぐには理解できず、ドリュー・アンさんは必死にお店にこのカートの必要性を説明して回ったそうです。その結果徐々においてくれる小売店が増えていき、今では全米に広がっています。米・大手のスーパー「ウォルマート」や「ホームデポ」でもこのカートは採用されているそうです。
一人の母の愛と熱意がショッピングカートの歴史を塗り替えたのです!
このカートは多くの人に愛用され、喜ばれているようです。
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座席面が大きいので大人でも楽々乗れます!障害を抱えた人の為はもちろん、様々なニーズにも応えられる形になっています!今までの子供専用のカートに変わり、このカートが主流になってもおかしくはない気がします。今後、アメリカ以外でも世界で広まっていきそうですね。
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