出典:twitter
『弾道ミサイルが日本に落下する可能性がある場合にとるべき行動』を首相官邸がツイートしていますので、その内容をご紹介します。
連日、各種メディアでも大々的に報じられるようになってきた近隣諸国の軍事問題。既にご存知の通り、近隣国から発射されるミサイルが今日落ちてきてもおかしくないほどの切迫した状況です。日本各地に点在する在日米軍基地、首都・東京、そして原発などが標的とされるだろうと予想されるなか、まさか対岸の火事と思っている方はいないかと思います。
こちらは、弾道ミサイル攻撃を知らせるJ-アラート警報音。
動画はこちら
出典:YouTube
これまで、地震などの備えはしていても、まさか「ミサイルが飛んでくることへの備え」なんていうのは考えもしなかったことだと思いますが、知っておかなければならない状況となってしまいました。
そして、こちらが首相官邸(災害・危機管理情報)のTwitterアカウントによるツイートです。
【お知らせ】弾道ミサイルが日本に落下する可能性がある場合、どうすればいいでしょうか?こちらでは、ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動を、ご紹介しています。是非ご覧ください。https://t.co/dhhCyFMfi0
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) 2017年4月21日
出典:twitter
ツイートで案内されている先に記載されていることを要約すると、以下になります。
目次
弾道ミサイル落下時の行動について
弾道ミサイルは、発射から極めて短時間で着弾します。ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は、Jアラートを活用して、防災行政無線で特別なサイレン音とともにメッセージを流すほか、緊急速報メール等により緊急情報をお知らせします。
(メッセージが流れたら、直ちにとるべき行動)
内閣官房の国民保護ポータルサイトには、国民へ向けて「弾道ミサイル落下時の行動について」お知らせしています。
【屋外にいる場合】
・近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難する。
・近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。
【屋内にいる場合】
・できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する。
詳細は国民保護ポータルサイトもご参照ください。
弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A
Q.ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか
北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する場合、極めて短時間で日本に飛来することが予想されます。
例えば、平成28年2月7日に北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から発射された弾道ミサイルは、約10分後に、発射場所から約1,600km離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。
なお、弾道ミサイルの種類や発射の方法、発射場所などにより日本へ飛来するまでの時間は異なります。
Q.ミサイルが着弾した後は何をすればいいですか
弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報収集に努めてください。また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて行動してください。
車に乗っている時の場合の対応など、その他のQ&Aについては以下をご参照ください。
国民保護のための情報伝達の手段
国は、武力攻撃から国民の生命、身体又は財産を保護するため緊急の必要があるときは、警報を発令し、直ちに都道府県知事等に通知します。
また、住民の避難が必要なときは都道府県知事に対し、住民の避難措置を講ずるよう指示します。これを受け、都道府県知事は警報の通知や避難の指示を行い、市町村の住民広報を通じて住民に情報が伝達されます。
武力攻撃事態等においては、このような情報が迅速かつ確実に伝達されることが大変重要となります。このため、国民保護のための情報伝達の手段については、防災無線、衛星通信など複数の経路を確保することとしています。
出典:kokuminhogo
詳細は以下をご参照ください。
国民保護のための情報伝達の手段
自分の身は自分で守らなければなりません。ミサイルが落下する可能性のある場合にとるべき行動を、頭に入れておきましょう。
出典:kokuminhogo / kokuminhogo / kokuminhogo