「なるほど!」「頭いい!!」
確かに、セロファンテープを使う時に長さを測りたいときありますよね。テープを伸ばして「これくらいの長さかな?」と、目測りでカットしても、ちょっと長すぎたり、短かったり。そんな悩みを解消してくれる「長さを測って切れるテープ台」をSHOTAROくんが小学校4年生の時につくってしまいました! 今回、この投稿をツイートしたのは、SHOTAROくんのお母さんakane@ceruleanbluehueさん。
目次
長さを測って切れるテープ台
最大のポイントは、スライダーの定規に書き込まれたメモリ。 テープの長さ10センチまでは、普通にテープをのばせば長さが測れます。それ以上の長さを測るとき、定規の曲がってる(10センチ)部分に合わせて、テープを曲げないと長さが測れないかと思ってしまいます。そこで、テープが10センチ以上の長さになっても、そのままテープを伸ばすだけで長さが測れるように、メモリに工夫がされています。それが、三平方の定理を用いて、Excelで計算して作られました。
この状態で10センチ測れます。
下のスライダーを伸ばして、さらに長い計測ができます。
SHOTAROくんのお母さんは、三角関数自体を完全に理解しているわけではなく、数学の本やサイトなどを見て手段として思いついたと仰っています。それにしても、小学校4年生で考え、自分で調べてここまで形にできるなんて、「天才」としか言いようがないですね!
投稿者の声
出典:Twiter@mi73k
プレゼン力も必要?
この「長さを測って切れるテープ台」、一見良さが伝わりにくい部分もあるかもしれません。SHOTAROくんは学校で、上手く先生に伝わらなかったらしく、少し落ち込んでいたところ、そのポイントをあの『数学ガール』の作者、結城浩さんが答えてくれました!
出典:Twiter@hyuki
(どこが、なぜ良いかを伝える力)が大事になります。
良いものを「良い」と伝えることができるのは、
その良さを知っている本人だけなのです。
SHOTAROくんは現在6年生になっています。モノづくりが大好きで、今はMaker Faire Tokyo 2017の作品作りをしているそうです。こんな才能溢れた子どもたちが、自由な発想でものづくりができる環境ができてくるのは素敵なことですね!
他にも、小学生とは思えない作品をたくさん作られています。ぜひ、ホームページや動画をご覧ください!SHOTARO'S FACTORY
Arduino 海の世界/小5(10歳)動くポップアップ絵本
出典:YouTube
LEGO おっさんの遊園地/小3(8歳)LEGO作品
出典:YouTube
出典:Twiter@ceruleanbluehue / 出典:YouTube / 出典:YouTube