
出典:写真AC
「半日遅く来てたら命も分からなかった」「初動が全て!」
昨今、未病や予防医療という言葉が聞かれるようになってきました。未病とは、検査で明らかな異常がなく、明らかな症状も無いが、少し調子の悪い状態で、病気になる前段階の心身の微妙な変化の事を指しています。
今回投稿されたのはTwiterユーザーの助六@5UKE6さん。助六さんの先輩がお風呂で異変に気付き、そのまま入院。「あれ?」と思ったら即行動。脳梗塞前兆を察知して奇跡の完全復活を遂げた出来事が話題になっているのでご紹介します。
こちらが、助六@5UKE6さんの投稿された話題のツイートです。
脳梗塞と言えば先輩が奇跡の完全復活というのがありました。
風呂に入ったら体の左右で体感温度が違う
→その場で風呂を出て評判のいい脳外科を検索
→電話して病院へ
→即入院
→現在、全く後遺症なしで勤務中。
あれ?と思ったら即行動。これが先輩の命と健康な生活を救いました。
ご参考に— 助六 (@5UKE6) 2017年7月11日
出典:Twiter@5UKE6
この時点で助六さんの先輩がお風呂で体の左右の温度の違いに気付き、それを放置せずすぐに病院に電話したことが功を奏したということです。後に、お医者さんに「半日遅く来てたら命も分からなかった」と言われたそうで、改めて初動が大事であることを教えられます。
また、私たちが体感した初動をネットで検索するより電話が大事だと感じさせられるツイートもあります。
t-PAが使えるのは3時間以内が望ましく1分でも早く処置した方が良いですよ!
2週間以内に大きな手術を受けたとか過去に脳出血を起こした人には使えません!
搬送されてもCTやMRIで脳出血を起こしそうな場合もあるので画像確認後の投与になります!
検索より救急へ電話が良いですよ— ガリガリ小梅(koume) (@NaHx2C6p8GdKyHR) 2017年7月13日
t-PA(血栓溶解薬(けっせんようかいやく)という治療)
血管外科の教授に、詰まってから6時間以内が勝負の分かれ道だと、聞いています。
早期発見、早期治療です。— あっけ (@kimura_01221202) 2017年7月12日
他にも、「早期発見で助かった」「軽症ですんだ」というユーザーの声がたくさん寄せられています。
FF外から失礼します。
私の父は3年ほど前に「クモ膜下出血」やりました。
頭痛を訴えるので脳梗塞を疑い、簡易テストしてみました。そこでは問題ナシ。しかし、父は気になったらしく、脳外科へ。「MRI撮りますか」と、撮影したら…。幸い、もう何ともありません。
「違和感」大事です。— とろろ (@tororo397) 2017年7月12日
フォロー外から失礼いたします。
私も同じような状況で(脳出血)にて倒れ、初動が早かったために体のマヒは全くない状況です。
違和感を感じたらすぐ病院。本当に大事だと思います。他人事とは思えませんでした。— さかい@SnowDrop (@blue_candy_moon) 2017年7月12日
私はある朝起きたらろれつが回らなくなり、ふわふわした感じがするので自らの足で医者に行き、即入院となりました。
手足の機能障害はないのですが、言語野にダメージを受けてて喋りが今一歩という状態。
それが一から11ヶ月前の出来事です。— Mitsu@まるP (@mitsu1971) 2017年7月12日
旦那のお父さんが寝て起きたら左手かな?違和感あって近くの小さいクリニック行ったら、大き病院行ってください。言われて、検査したら脳梗塞だった。やっぱ気づく人は気付くんだなぁ。あれ、今日おかしいなぁって放置しちゃダメなんだなぁ。
— ひゅうmama (@mama_km) 2017年7月12日
私も数年前に脳梗塞をやりまして、仕事中に手の痺れその後言語障害、喋れなくなる少し前に同僚になんとか自分の状況を伝えて夜間の為夜間病院へ。その後大きい病院へ搬送即入院そのまま手術となりました。現在は後遺症も無く過していますやはり初動と自分が気がつくかだと思います、周りだと限界が。
— 珊瑚 (@tetonexe) 2017年7月13日
FF外から
私の職場の同僚(60↑)も朝方指先の感覚がなくなり、
何ともないという本人を嫁さんが察して無理矢理病院に連行
無事一命を取り留め大事に至らなかったそうです
ちょっとした身体のサインってホント大事…:(´◦ω◦`):ガクブル— シーリア@MHXX (@sielia_picopico) 2017年7月12日
うちの父も…お酒飲んでいないのに!まっすぐ歩けない!これは絶対脳だ!!と、病院へ。
脳梗塞でした。何もなく無事でした。— じゅみこ (@jumi_ko) 2017年7月13日
また、回りが気付いても本人が気づかないというパターンも。
ウチは母が逆パターン。
「目が変だ」と言い出した為、受診させようとしましたが「お前の言い方が気に入らない!」と怒り出し受診拒否。その遣り取りが約2ヶ月続いた後いつも不平不満だらけの母も只事でないと気付いた時には既に遅し。脳梗塞の後遺症で視野欠損です。高齢者、頑固者は色々難しいです— ルナ・可憐・嬉野 (@lunahumicurry) 2017年7月17日
高齢の方も含めて、できる範囲で定期的に診断できるシステムが作れるといいですね。
高齢者の場合は、日頃から「#脳神経外科」に定期受診(脳MRIなど)するのがオススメ。
血管のアクシデントも早期発見できて、脳血管カテーテル手術・頸動脈ステント留置術などの処置も比較的安全に行えますよ#脳梗塞 #脳卒中 #脳出血 #脳腫瘍 #脳動脈瘤— みずのことむ (@mizunokotom) 2017年7月12日
こんなにたくさんの方々が、同じような経験をされ、一命を取り留めているんですね。初期症状だけに、機械やお医者さんでも見落される可能性も頭の片隅に置いておくべきですね。自分の感覚を信じるのが一番だということも解りました。また、回りが異変に気付いても、本人が認めないという事もあるので、日頃から身近な人と病気の予兆などの症状を認識し情報を共有しながら、病気について理解していくことの大切さを教えられました。
また、脳卒中の兆候を教えてくれる動画もありましたので、ぜひご覧ください。
動画はこちら
出典:Twiter@5UKE6 / 出典:写真AC / 出典:wikipedia / 出典:YouTube