
出典:YouTube
iPhone Xが発売され、Youtubeなどではその機能をレビューする動画が多く投稿されています。そんな中、iPhone Xの目玉機能ともいえる「Face ID」について落とし穴を発見したとベトナムのサイバーセキュリティ企業の「Bkav」が発表し話題となっています。
同企業は、3Dプリンタとシリコンと紙テープを用いて登録者の顔をコピーしたマスクを作成し、そのマスクで「Face ID」のロックを突破する動画を投稿し話題となっています!
現実的にそう簡単に再現できることではありませんが、同社は著名人などはこの事実に注意すべきだと発表しています。
「Face ID」の落とし穴
「Bkav」の副社長が自らの顔を登録した端末で実験動画を投稿しています。
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▼制作したマスクとiPhone Xを固定して実験
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▼ロックは解除されてしまいます!
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スッと解除してしまうのはなかなかの衝撃です!
動画はこちら
このマスクを制作し、角度などを調整し、ロック解除に至るまでには9時間の時間を要したそうです。簡単に真似は出来ませんが、凄く頑張るとロックを解除できるというのは事実のようです。ただ、再現度はかなり低いです。
しかし、「Face ID」が登録者とは別の人物でもロック解除できるか確率は約100万分の1で、指紋認証の場合5約万分の1らしいので、セキュリティ的に欠陥品だという事ではないそうです。
因みに、本人ではなくてもロックが解除できることは稀にあるようで、Youtubeには、たまたま解除出来てしまった親子や兄弟の動画も投稿されています!
▼お母さんのを息子が解除出来てしまった
動画はこちら
▼お兄ちゃんのを弟が解除出来ちゃった
動画はこちら
顔が似ている親子や兄弟だと、「Face ID」を突破してしまう可能性は高くなるようですね!とは言っても本当に低い確率ですけどね!
今回の件で、一般人レベルで特別注意しなくてはならないという事はないかもしれませんが、「Face ID」が他人に突破されるという事実は驚きました。
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