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「日本人所有の機体」「日本人パイロット」での零戦の国内での飛行を撮影した動画が話題となっています!
零戦は、その開発の目的と歴史には二度とあってはならない悲しい歴史を背負っています。その一方で、当時の日本の物作りに関する技術力を世界に知らしめた「日本の物作りの原点」とも言える機体でもあります。
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1970年代に発見された
ソロモン海戦中に追撃されたものとみられる機体が、1970年代にパプアニューギニアで発見されました。当時の設計図を元にA6-M3のゼロ戦22型と同じ仕様に仕上げた機体で、修繕の際にはサイズなどの違いでロシア(旧ソ連)のメンテナンスチームも作業に加わり38万時間という作業時間を費やして飛行可能な状態にしたそうです。
エンジンはオリジナルの栄エンジンは修理できる状態ではなかったので保管され、PRATT&Whitney社製のエンジンを搭載。3000kmの飛行が可能とされています。
こちらは、そんな零戦が日本へ里帰りし、八尾空港を離陸した時の映像(11月21日)です。
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滑走路に入り、いよいよ離陸へ。
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八尾空港から零戦里帰りプロジェクトの零戦が飛び立ちました!!「日本人所有の機体」「日本人パイロット」での零戦の国内での飛行には、色々と考えさせられるものがあります。
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この機体は米国で登録をされている機体であり、現在はアラスカ州アンカレッジに保管され整備されています。日本での飛行には、各省庁や自治体の許可が必要とされ、維持費やコンディション面での懸念もあるといいます。
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この映像に対しては、「離陸時の助走距離の短さに驚いた。しかし、カタパルト無しの空母から飛び立てることを思えば当然か。80年前に、このような素晴らしい戦闘機を作った日本を誇りに思う」「やっぱ美しい… 優雅。ゼロ戦は機体の曲線美が美しい」「戦闘機って事もあるんだろうけど、周りにある航空機と比べると零戦って意外と大きいんだな…」など多くの声が寄せられていました。
同プロジェクトでは、本機を里帰りさせることで、二次大戦世代の方から平成生まれの新生代の方まで多くの方にとって、「初心に帰り」「何かを思う」「明日を考える」きっかけになることを最大の目的としています。
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