痛ましいニュースです。
IAR(インターナショナルアニマルレスキュー)は2014年12月にインドネシアで10ヵ月もの間虐待を受けていたオランウータンの「ブティ」を保護しました。
「ブティ」生まれてから10ヵ月間鳥カゴの中で過ごしました。飼い主からは与えられる食事はコンデンスミルクのみだったそうです。
彼の足や腕は栄養がしっかり与えられなかった為に、骨が形成不全で曲がってしまっています。
現在はIARの施設で快方に向かっているようですが、発見時は危篤状態にあったようです。
ブティの飼い主は、コンデンスミルクを与えていれば十分だと思っていたらしいのです。
なんとも無責任な言い分だと思います!
飼い主には虐待をしている意識はなかったのかもしれませんが、
飼い主の無知と怠慢であることは、それだけで虐待に値すると思います!
<動画はこちら>
こういったケースは表に出ないものもたくさんあると思います。
「ブティ」の回復と、全ての飼い主が飼い主としての義務を怠らないことを願っています。