
スペインの教会にある16世紀の彫像。その作品の修復後の色使いに、多くの批判の声が寄せられる事態となっています。
見ていただけると分かる通り、修復後ははっきりとした肌色になってしまい、作風が全くもって変わってしまいました。これは修復というよりも… といった印象です。こんな結果になるなら、いじらない方が良かったのではないでしょうか。
スペインの文化遺産修復専門家協会は、過去にも文化遺産の修復で失敗した事例を踏まえ、「文化遺産に対する攻撃を、これ以上許すわけにはいかない」というメッセージを発信しています。
¡#España lo hizo otra vez!
La restauración del San Jorge de Estella, es el nuevo #EcceHomo 2.0 ???? pic.twitter.com/scwj4xctbH— Isrrael Villablanca (@loockito) 2018年6月26日
(寄せられていた声)
・おばあさんにならないだけ良かった。
・すべてが台無しになってしまうね。
・修復しない方が100万倍の価値があった。
ちなみに、スペインでは2012年にも同じ様な事案がありました。キリストのフレスコ画を、修復の専門家ではなく一般の女性が修復してしまったのです。その時の様子を伝える動画がこちら。
動画はこちら
ボルハ市の教会にあったキリストのフレスコ画は、地元民の宝とも言われていましたが、なんとも哀れな修復を施されてしまいました…。
なぜ、専門家以外の人間が修復することになってしまうのでしょうか…。文化財の修復は専門家が行うべきですね!
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出典:Twitter(@loockito) / bbc / YouTube(素人画家が修復に失敗 スペイン教会のフレスコ画 2012/8/24)