日本人の国民病ともいわれる“がん”。抗がん剤治療で髪が抜けてしまうことも、悲しいイメージで伝わっていますね。
しかし、yuibento.ch(@yuibento_ch)さんのお父さんが、抗がん剤治療中のお母さんを言い表した言葉は、そんな悲しいイメージとは全く違うものだったのです。
うちの母が3年前に乳ガンをして抗ガン剤治療で髪が抜けてしまってターバンを巻いた初めての姿を父が私に、
「ママは真珠の耳飾りの少女のようです」
とメールしてくれた。そのメール今でも大切に取ってる。
— yuibento.ch (@yuibento_ch) 2018年7月5日
「真珠の耳飾りの少女」はヨハネス・フェルメールの代表作と呼ばれるこちらの絵画。
絵画史上最高の美少女と呼ばれるこの名画に、お母さんを喩えるお父さん。深い愛情が伝わってきますね。
Twitterでも感動の声が集まっています。
素敵なお父様。電車待ちのホームでポロポロ泣いてしまいました。お母様、きっとその一言でなんでも乗り越えられる気持ちになっただろうな、と思ったらまた涙が・・・ 思いやる気持ちが伝わってきます。本当にすてき。
— ポイポイ担当T (@mmmtnn) 2018年7月6日
うちの母もちょうど同じ時期に抗がん剤治療をしていました。私はいまだにその時の母の写真を見ると悲しいというか切ない気持ちになるのですが、そんな風に言えるお父様とても素敵ですね。
— ずんだ焼肉食べるよ (@zunda0617) 2018年7月5日
はじめまして。素敵なお父様ですね。
私は抗がん剤から2年経過して髪は元どおりになりました。
現状を説明するのに
「温水さんくらいかな?」「いま歌丸さん状態」
伸びて来たら「引退した高校球児くらい」
などと答えて持ちネタにしてましたw笑いで癌細胞に打ち勝つくらいの気持ちでしたw
— ふるる@晴れのち時々流星 (@fururu70) 2018年7月6日
私の母も乳ガンで、天然パーマの髪が抜けてしまった時「ずっと南田洋子の髪型に憧れていたから、あの人みたいなカツラをするわ!!」ってちょっと嬉しそうでした…(*^^*)
— すぅすぅ (@yshnet1231) 2018年7月6日
ポジティブな気持ちで病気と闘っている患者さんやご家族も、たくさんいるのですね。
その後退院したyuibento.chさんのお母さんは、抗がん剤治療中の方たちのためにターバンを製作しているそうです。
私も未だに胸が締め付けられますが
母は強し! 洋裁が得意なので同じように髪を失った患者さん達にせっせとターバンを作っています。私がネットに詳しければもっとたくさんの方の為になれるのになと思っています。— yuibento.ch (@yuibento_ch) 2018年7月5日
yuibento.chさんのお母さんのターバンで、明るい気持ちになってくれるがん患者さんがより増えてくれると良いですね。
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出典:Twitter(@yuibento_ch) / Wikipedia(真珠の耳飾りの少女)