
“巣を作っている鳥を撮ってはいけない理由”を表現した漫画がTwitterに投稿され、多くの反響を呼んでいます。
投稿されたのは、TwitterユーザーのNina@rda2015jpさん。4年前にご自身がご経験されたことを表現された漫画だそうです。
営巣写真反対漫画です。#営巣写真反対 #バードマンプロジェクト pic.twitter.com/67OefDgUrU
— Nina (@rda2015jp) 2018年8月5日
巣を作っている最中の鳥を撮影したがため、鳥が警戒して巣から離れていってしまったということ。そのせいで、残された卵はそのままに…。
可愛い写真を撮りたいから…という人間の身勝手な欲望のせいで、かけがえのない命がなくなっていることを伝えています。
ツイートは続きます。
4年前に私が経験したまんまの漫画です。
他の理由があったかも知れませんが、低い位置に巣を作り卵を産んで人集りが出来てから、すぐに営巣放棄しました。
写真が撮りたい、見せたいだけでの営巣写真はやめませんか?— Nina (@rda2015jp) 2018年8月5日
もしどうしても撮りたいのなら、ブラインドで身を隠すなり、営巣個体に配慮をしてください!お願いします。
— Nina (@rda2015jp) 2018年8月5日
こちらの漫画は私が上手に描けないのでバードマンが書いてくれました。
なので、バードマンプロジェクトと名付けます。— Nina (@rda2015jp) 2018年8月5日
営巣写真の問題など撮影マナーは影響力のある専門誌などの皆々様が本来なら流布してしかるべきなんですよね〜
ここでは書けない、とんでもない営巣写真の撮り方をしてる方がおります。
それを阻止したく漫画を企画しました。
どうか撮影マナーについて取り組んでください。お願いします。— Nina (@rda2015jp) 2018年8月7日
営巣写真反対、どうしても撮りたい場合にはしっかりとした配慮を!と呼びかける一連のツイートに対して、多くの声が寄せられていました。
・はじめまして。 私の父は、ドキュメンタリー映画を撮っていました。鳥も獣も撮っていましたが、毎回必ず下調べを入念に行い、巣や行動範囲で撮影対象動物から姿を見られないよう、匂いを残さないよう、神経質なくらい気を遣っていたのを思い出しました(隣の山から超望遠撮影とかしていました)。
・そうだったのですね。以前住んでたところの近くで、ある時期になるとものすごいカメラ持った人達がいっぱい集まって写真撮ってました。聞いてみると、サンコウチョウの巣がある。と、みんな指さしてワイワイしてました。みんな鳥好きさんたちなんだな。と思ってましたが、鳥の心知らずだったんですね。
・バードウォッチングの際にも帰り際に言われますもんね。「ここで見た○○チョウのことは秘密にしてください。」て。 ていうか、生き物を観察する際はストレスを与えないようにするのが常識なのに、なぜそれがわからないんでしょうか。
・スマホなどでも簡単に写真が撮れるからこそ、知っておいてほしいマナーですね。
・クマゲラの営巣地にて、巣から顔を出す場面を撮影する為に木を叩くなんて不埒者のせいでいくつの巣(と卵や雛)が放棄されたか。
確かにスマートフォンなどで、いつでもどこでも写真や動画が手軽に撮れてしまうだけあって、マナーはしっかりと守るべきですね。
巣を作っている鳥の気持ちへの配慮、覚えておくべきことだと思います。
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出典:Twitter(@rda2015jp)