永遠の別れを悟ったのだろうか…ブッシュ元大統領の棺の前で横たわる介助犬の姿が切ない

永遠の別れを悟ったのだろうか…。

ジョージ・H・W・ブッシュ第41代米大統領の棺の前で、横たわる介助犬の姿がSNSに投稿されて多くの人々の涙を誘っています。

こちらがその投稿。ミッションコンプリート(任務完了)というコメントが添えられた1枚の写真から、介助犬サリーの悲しみが伝わってきます。

11月30日、元大統領のブッシュ氏が94歳で亡くなられました。その後、棺は大統領専用機でワシントンに運ばれ、連邦議事堂に安置されていました。

棺の横で横たわるサリー。まるで永遠の別れを悟ったかのような悲しみに満ちた表情を見ていると、切なくなります。

ブッシュ氏の介助犬として共に生きていた

サリーは、ブッシュ氏が妻のバーバラ夫人を亡くした後に、ブッシュ氏の元にやって来ました。高齢で体がいうことを聞かず、車イスでの生活を余儀なくされていたブッシュ氏を介助犬としてサポートしていたのです。

こちらは、ブッシュ氏がサリーと出会った頃の写真。元大統領のクリントン氏の姿も確認できます。

日頃のサリーの様子。最愛の妻を亡くし、体が不自由なブッシュ氏にとって、サリーの存在がどれほどまでに大きかったことか。そして、サリーにとっても、多くの時間を共有したブッシュ氏の存在はかけがえのないものだったはずです。

サリーは今後も介助犬として、負傷した退役軍人のために働くとのこと。そしてその後は、ウォルター・リード米軍医療センターにて患者に寄り添い、心を癒すことなどで治療を支援するファシリティドッグとして活動するそうです。

互いを支え合う人間と犬の関係性。心と心で通じ合う強い絆を改めて感じさせられます。

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出典:Instagram(sullyhwbush) / Twitter(@GeorgeHWBush)

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