人の心に一生消えない傷を残す“とある行為”。その深刻さを改めて痛感させられるツイートに多くの反響が寄せられています。
投稿されたのは、Twitterユーザーのさよ子(@tonomamadadamam)さん。
95歳でなくなった祖母は80代半ばから認知症になり、何度か自殺未遂をしました。
理由は
「小学校のいじめっ子がまたいじめに来るかもしれないから、死にたい」
と言っていました。
しっかりしていた時から、そのいじめの話は何度も聞きました。
いじめは、人の心に一生消えない傷を残します。— さよ子 (@tonomamadadamam) 2019年6月3日
このtweetで多くの方を不安な気持ちにしてしまったようで、申し訳ありません。
祖母は家族から
「守ってあげるから怖くないよ」
と言われると安心した表情になり、穏やかな日を過ごしました。
最期は安らかでした。
人は、ちゃんと救われると思っています。— さよ子 (@tonomamadadamam) 2019年6月4日
幼少期にいじめられた記憶は、どれだけ時間が経とうとも残るとは耳にしますが、まさにそのことが伝わってくるツイートです。いじめがどれだけ重大な問題かを改めて突きつけられます。
さよ子さんのお婆さまは、温かいご家族に守られていたということですが、いじめられた傷を心の中に閉じ込めたまま生きている方もたくさんいるかと思います。
このツイートに対しては、「いじめは許せない」「家族の人生をも変えてしまう」といった意見など、様々な声が寄せられていました。
寄せられていた声
辛い思いをなさったんですね。
今も、苦しんでいらっしゃるのでしょうか。
いじめは犯罪だと思っています。
加害者をしっかり指導し、被害者へのケアも手厚くし、何よりいじめのない世の中になってほしと思います。
まりさんの今後が安らかであること願っています。— さよ子 (@tonomamadadamam) 2019年6月3日
いじめは、被害者の家族の人生を変えますね。
加害者は何事も無かったかのように生活されることが多い事に理不尽を感じます。
どうか、今後の生活が安らかであることを願っています。— さよ子 (@tonomamadadamam) 2019年6月3日
80年以上苦悩を引きずって生き続けられたのでしょう。いじめを誰でも経験する通過儀礼のように扱う教育者は、本当に罪深い。
— 活凡 (@aryabhagavan) 2019年6月3日
歳をとるほど童心にかえると言うような事を聞いた事があるけど…いじめで心に受けた傷の大きさ、深さが伝わってた…おばあちゃん可哀想?
— 月光 哀音 (@JqXX3bHwNQ13OOD) 2019年6月3日
大人でもこどもでも、心無いことをいっても覚えていない人は多いですね。
被害者は覚えています。
かんじんの方々どれだけ苦しいのか、その方のようだと言われたお祖母様の気持がどれだけ傷ついたのか分かららないことは、酷いことであり、悲しいことだと思います。— さよ子 (@tonomamadadamam) 2019年6月4日
いじめは無くならないと思うし、悔しいけど、加害者はとっくに忘れてる。心理学のアドラーさんには悪いけど、そんな輩は不幸になれって思ってる。おば様は聞いてもらえるご家族がいてお幸せだったと思います。
— thukuthuku (@ronmydog) 2019年6月4日
多く見られた意見は、「被害者はよく覚えているけれども、加害者は覚えていない」ということ。本当に悲しいことですし、悔しいことですよね。
幼少期に受けた嫌な体験は、一生引きずるということをよく聞きます。いじめを無くすことが極めて困難なことであることは重々承知ですが、家族や学校の教員など周囲の大人達はできる限りの努力をしなければなりませんし、少しでも気づいたら放っておかないことが大切だと思います。改めてそう感じました。
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出典:Twitter(@tonomamadadamam)