「自分を傷つけた相手を憎んでしまう」という感情に苦しんでしまう人は少なくありません。
Twitterユーザーの茉莉花べにこ(@beniko71)さんが、そんな人たちへ向けて投稿した「知人のカウンセラーに言われた言葉」をご紹介します。
目次
的確過ぎるアドバイス...カウンセラーの言葉に納得!
茉莉花べにこさんの投稿がこちらです。
昔 知人のカウンセラーに言われた「自分を傷つけた相手を憎んでしまうのは人として自然なこと。その憎しみをガンガン吐き出せる人の方が、風化して立ち直るのが早くなる。溜め込んでる人の方が、むしろどんどん憎悪が強く濃縮されてしまうので注意しろ」という言葉は定期的に強く刻み込んでおきたい。
— 茉莉花べにこ (@beniko71) 2019年7月3日
なんて的確な言葉...。思わずはっとさせられました。
自分を傷つけた相手を憎んでしまう感情を自分の中で抑え込もうとしたり溜め込んでしまうことで憎悪は消化されるどころか、どんどん膨らんで濃縮されてしまいますよね。
胸の内を誰かに聞いてもらうなど、とにかくその憎しみを思いっきり吐き出すことで立ち直るのが早くなるという考え方、心から納得です。
また、続けてこんな内容も紹介されています。
脳の機能上、忘れたい忘れようと思うほど強く記憶に定着してしまうらしいので、信頼できる人に吐き出すか、紙にペンで思いっきり感情を書き出して、書き終わったらビリビリに破くのが良いらしい(備忘録)
— 茉莉花べにこ (@beniko71) 2019年7月3日
忘れたいと思うほど忘れられないというのは、脳の仕組みなのですね。
話せる相手がいない場合でも、紙に書いてビリビリに破くのは一人でも大丈夫!
その知人カウンセラーが「よく失恋などで"早く忘れて立ち直りたい"と言うが、記憶喪失にでもならない限り完全に忘れるのは無理だし、忘れようとすることに囚われ悪循環に陥る。忘れるんじゃなく傷の原因に向き合っても平気になることが立ち直るってこと」と言っててなるほどと思ったので付け加えとく。
— 茉莉花べにこ (@beniko71) 2019年7月5日
なるほど、なるほど。「傷の原因に向き合っても平気になること」かぁ。
確かに、無理に忘れようとするのではなく、言葉や文字にして吐き出すことの方が気持ちの整理や憎悪の消化に繋がる気がします。
「でもやっぱり相手を許せない」という方にこちらの言葉もご紹介します。
勘違いしがちだが、憎しみを風化させる=許すではないからね。無理して許す必要はない。「愛の反対は憎悪ではなく無関心」と言うように、憎んだり不幸を願う時点で、まだ憎む対象に心を割いてる訳で。過去は変えられないし、あんな奴もうどうでもいいやって未来を大事にできるようになれればよいかと。
— 茉莉花べにこ (@beniko71) 2019年7月5日
憎しみを風化させることは「許す」ではないということ。とても深い言葉ですよね。
心が軽くなる魔法のアドバイス
「自分を傷つけた相手を憎んでしまうのは自然なこと」と肯定した上で、その苦しみとの向き合い方を教えてくれるカウンセラーさんの言葉。なんだか心がすーっと軽くなるような魔法のアドバイスのように感じられます。
いつかの自分のために、また大切な人が悩んだ時のために、ぜひ覚えておきたいですね!
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出典:Twitter(@beniko71)