
運転免許取得者であれば、いつでも持ち歩いている免許証。
有効期間はチェックしていても、その他の項目については気にもとめていない…という方がほとんどではないでしょうか。
ここでは、運転免許証に隠された謎をご説明します。
目次
12桁の番号に隠された謎
運転免許証の中央やや下付近に記載されている12桁の番号の意味をご存知ですか?
「取得した順番じゃないの?」「気にしたこともない」「適当につけてるんじゃないの?」などと言った声も聞こえてきそうですが、これにはちゃんとした意味があります。
12桁の番号を仮に「3095123456220」としてご説明します。
上2桁の意味
免許を取得した各都道府県の公安委員会の番号です。以下、ご参照ください。
出典:免許番長
3、4桁目の意味
免許証を取得した年(西暦)の下2桁。95であれば1995年となります。
5~10桁目の意味
各都道府県毎に管理されている管理番号となり、各都道府県により基準が違うようです。
11桁目の意味
チェックデジットというもののようで、入力した数字に間違いがないか、偽造されていないかを確かめるための数字です。
12桁目の意味
免許証を再発行した回数です。一度もなければ0のままとなり、紛失などで再発行するたびに加算されます。
金融機関の住宅ローン審査担当者はここを見ているとかなんとか…(気をつけたいですね!)。
5桁の番号に隠された謎
交付日のすぐ横に記載されている5桁の番号の意味をご存知ですか?
上2桁の意味
上1~2桁は都道府県ごとの公安委員会によって異なる番号。
3から5桁目の意味
3~5桁目は運転免許証番号の「照会番号」で、交付日における連続番号を示します。
【おまけ】取得した免許をすべて表示する方法
上位免許(その免許があれば他の車も運転可能)を最初に取得すると、下位免許は表示されませんよね(例えば、普通免許を先に取得すると、原付など下位免許は運転できても表示はされません)。どうしても、取得車種をすべて表示したいという場合は、以下のように下位免許より順に取得しなければなりません。
原付→小型特殊→普通一種→普通二輪→大型特殊→大型→けん引一種→大型二輪→普通二種→大型二種→大特二種→けん引二種
このように、運転免許証にはいろいろな情報が眠っていることが分かりますよね!
暇な時に自分の運転免許証を見ながら、当時の記憶を思い出してみてはどうでしょうか?