理科教材執筆者であるTwitterユーザーのnonchan(@nonchan_pdx)さんが、電子レンジを使う際のワット数と時間について「500Wで6分なら600Wでは5分」と計算できる理科知識を紹介し話題になっています。
へ~知らなかった!
電子レンジで温めて食べる食品のパッケージに「500Wで6分」といった表示がされていますよね。実は、他のワット数の場合は何分になるのか、簡単に計算出来てしまうのだそうです!その方法がこちら。
所属団体で料理教室のレシピ作りをしていたとき、私が「500Wで6分なら600Wでは5分やね」って言ったら「どういうこと?1分減らせば良いってこと?」って聞かれたので、「ワット数と時間を掛けて同じになればいいんだよ」って言ったら「へー、知らなかったー」って言われた。生活に役立つ理科知識。 pic.twitter.com/Q8DZomY8ro
— nonchan (@nonchan_pdx) 2019年10月2日
「ワット数と時間を掛けて同じになればいい」
つまり、以下のように計算して同じ答えが出た場合、異なるワット数と時間でも発熱量が同じということになるようです。
・500W約6分:500W×360s=180,000
・600W約5分:600W×300s=180,000
食品のパッケージに書かれているワット数が電子レンジの設定にないとしても、これなら大体どのくらい温めればいいのか計算できますよね!
nonchanさんによると、「あくまでも目安なので、それぞれのレンジの個性や食材の特性によって加減してくださいね。」とのことです。
バズっているのでビビってるのですが、あくまでも目安なので、それぞれのレンジの個性や食材の特性によって加減してくださいね。でもおよその目安としては役に立つと思います。
— nonchan (@nonchan_pdx) 2019年10月2日
また、このように補足されています。
念のための補足ですが、電子レンジの加熱はジュール熱(電流による発熱、ざっくり言うと、電流が流れるときに電子が導線の中の金属イオンを揺さぶって発熱)ではないです。マイクロ波で食品そのものの分子を揺さぶって発熱させます。でもエネルギーの計算の仕方としては同じってことです。
— nonchan (@nonchan_pdx) 2019年10月3日
私はあまり詳しくないのですが、電子レンジの加熱はジュール熱ではないけれど同じ要領でエネルギーが計算できるのですね。
さらに、「『電子レンジの出力が常に一定(スイッチオンの瞬間からフルパワー)』『食材のどの部分も同時に均一に発熱』と仮定すればこうなるのですが、実際はそうではないので、レンジの個性や食材の特性によって加減が必要というわけです。」とのこと。
そんな計算通りに行かないよ、って引用リプたくさん来てるので一応。「電子レンジの出力が常に一定(スイッチオンの瞬間からフルパワー)」「食材のどの部分も同時に均一に発熱」と仮定すればこうなるのですが、実際はそうではないので、レンジの個性や食材の特性によって加減が必要というわけです。
— nonchan (@nonchan_pdx) 2019年10月3日
電子レンジのクセや食材の特性によって調整が必要だとしても、目安として覚えておくだけでとっても役立つ理科知識ですよね。
勉強になりました!!
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出典:Twitter(@nonchan_pdx)