冬のど真ん中「冬至」は1年で最も昼が短い日!でも寒さは1年で一番じゃないのはなぜ?

2019.12.13

tozi
毎年12月にやってくる冬至を、1年で最も日照時間が短い日として覚えている方は多いと思います。

でも日照時間が短いのに、1年で一番寒い日ではない理由をご存知の方はきっと少ないのではないでしょうか。今回は、そんな冬至についての疑問や冬至の過ごし方について解説いたします。



冬至とは?

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冬至とは、どんな日のことでしょうか?

1年で一番昼が短い日

出典:Wikipedia

冬至とは、1年のうち最も昼の時間が短くなる日です。この日は1年で最も太陽が低い位置を通ります。その為冬至を過ぎるとまた徐々に日が長くなっていきます。

冬至の昼の時間は、1年で一番長い夏至の日と比べると、東京で約4時間40分もの差があるんですよ。

冬至は世界で同時に訪れますが、昼間の時間の長さは場所によって異なります。北半球であれば1年で最も昼間の時間が短くなりますが、南半球では逆に昼間が最も長い日となるので、北半球が冬至の日は南半球では夏至ということになります。

二十四節気の一つ


冬至は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つです。季節が陰から陽へと移り変わる日だとし、お祝いをする風習があります。

二十四節気とは?

24sekki 出典:wikipedia.org

二十四節気とは、1年を24分割した季節の目印に名称をつけたものです。1年を24分割するとだいたい15日ごとに分けられ、それぞれその時期の特徴をとらえた名前が付けられています。

冬至とは「冬に行きつく(至る)」という特徴から付けられたのですね。

毎年12月22日前後

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冬至は毎年12月22日前後になります。日にちが決まっていない理由は、二十四節気の日にちの決め方が暦ではなく、太陽と地球の位置関係を基準としているからです。

太陽の通り道である黄道には二十四節気の印が付けられており、太陽が印を通り過ぎる日が二十四節気それぞれの日に当たるという考え方です。この印を通る日は、毎年決まった日とは限らずに数日のずれが起こることがあります。

そういえば毎年、「今年の節分はいつだろう?」という会話を家族で交わしていました。節分は立春前日と決まっていますが、立春が毎年変わっているからです。二十四節気の考え方は、ここにも影響していたんんですね。




冬至と言えば

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冬至と聞いて何を思い浮かべますか?

ゆず湯


冬至の日にゆず湯に入る風習があります。「春」という陽の運を呼び込むために香りの強いゆずで体を清める意味を持っています。また、血行促進や風邪予防の効果もありますので、寒い冬にはピッタリの風習ですね。

かぼちゃを食べる


かぼちゃを食べる風習もあります。今ではスーパーなどで1年中買うことができるかぼちゃですが、かつては夏から秋にかけて収穫し、野菜類が採れなくなる冬に食べて過ごしていたのです。貯蔵性と栄養価が高いかぼちゃは、冬の野菜として重宝されていたんですね。

なぜかぼちゃ?冬至の七種


冬至の日にかぼちゃを食べるのは、冬に食べる野菜という意味だけではありません。

冬至の日に「ん」が2回付く食べ物を食べると「運がつく」といわれています。「冬至の七種」と呼ばれる「ん」の付く7つの食べ物はこちらです。

・南瓜(なんきん)かぼちゃ
・蓮根(れんこん)
・人参(ニンジン)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)うどん


かぼちゃを漢字で書くと「南」が付きます。明るい「南」を意味するかぼちゃは、とても縁起のいい食べ物なのです。

このように昔から続いている風習を探ってみると、意外な意味や深い理由があって興味深いものです。

運盛り


「ん」が2回付く食べ物を食べて運を付けることを「運盛り」と呼んでいます。運だけではなく栄養も付けて、寒い冬を乗り越える意味もありますよ。

冬至粥


小豆を入れたお粥です。お粥に浮かぶ赤い小豆を太陽に見立て、厄払いを意味しています。太陽をパクッと食べて、体の中にパワーを取り入れましょう。

疑問「なぜ冬至が一番寒くないのか?」

tozi
昼の時間が最も短い冬至ですが、なぜ1年で一番寒い日ではないのでしょうか?

最も寒いのは大寒あたり


最も寒くなるのは、冬至から約1ヶ月後の大寒あたりです。大寒とは二十四節気のうち冬の最後の節気で、最も寒い時期になります。

暑さ寒さにラグがあるから


地球は70パーセントが水(海)です。温度が伝わるには時間が掛かります。巨大な水槽に入っている水の温度を上げ下げすると考えてみてください。突然一気に温度が上下することはなく、徐々に変化していくのです。

その為、海、大地、大気それぞれが温まったり冷やされたりするまでには約1~2ヵ月ほどのラグが生じるのです。

例えば冬、太陽の力が1番弱まった冬至から地球の水も空気も地面までも、すっかり冷え切るのには1ヶ月ほど掛かります。反対に暖まるのにも時間が掛かり、1年で最も暑い時期は夏至を過ぎて1~2ヶ月ほど後になるのです。

まとめ

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1年で最も寒い日は、冬至の1カ月後に来る理由が分かりました。一番昼の時間が短い冬至ですが「これからやって来る寒さに気を付けて」という合図のようでもありますね。

今年の冬至には、ゆず湯に浸かりかぼちゃを食べるという粋な過ごし方をしたいと思います。体の中から温まり、悪い運気を吹っ飛ばしちゃいましょう!

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出典:Wikipedia(冬至)

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