意外と知らないビール券の使い方やルール!ビール以外にも使えるって知ってますか?

ビール券

お財布やタンスの中で眠っていることが多いビール券。「イマイチ使い方がわからない」という方が多いようですが、実はお得に使える機会が意外と多いんです!

ビール以外にも使える!?ビール券の豆知識をご紹介します!

ビール券とは?

ビール券のイラスト

まず最初に、ビール券の基礎知識を解説します。

ビール券の歴史

ビール券の発祥は、1969年にアサヒビールが発行したものが最初。その後キリンビールやサッポロビール、サントリーなども参入しました。

長年利用されてきたビール券ですが、スーパーマーケットなどの量販店が酒類の販売のメインとなったことやビール券制度に見直しが必要な部分が出てきてしまったことから、2005年にアサヒ・サントリー・キリンの3社が撤退。2009年には経費の上昇を理由にサッポロビールも撤退しました。

現在の発行は全酒協のみ

現在では、ビール券の発行を行っているのは全酒協のみになっています。しかし、もしも手元にアサヒビールやキリンビールなどが発行していたビール券があったとしてもお店で使用することはできます。

3社が徹底した2005年以降に、ビール券には有効期限が設定されました。その為2005年以前のビール券に関しては、有効期限がありません。なので、実は今でも古いビール券に関しては使用することができるのです!ただし、ビールの価格がビール券の額面より高い場合は差額を支払う必要があります。

全酒協はビール券だけでなく、清酒券も発行しています

ビール券の仕様

瓶ビールのイラスト

聞き馴染みのあるビール券ですが、なんだかんだで使ったことがないという方の方が多いのではないでしょうか?それはとってももったいない!ビール券の仕様について改めて確認しておきましょう。

実はビール以外にも使える!

「ビール券」という名称からビールしか買えないようなイメージが強いかもしれませんが、実はビールだけでなく、全酒協に加入している酒屋さんで販売している商品なら何でも購入することができるんです!

そのため、かつてはお中元やお歳暮などの贈答品としても良く活用されていました。

店舗によっては使えない場合もあるので、必ずお店の人にひとこと聞いてみてくださいね。

額面は記号部分に書いてある

ビール券というと「額面がわかりにくい!」という意見もよく耳にします。ビール券の額面は、券の端に小さく印字してある記号部分に書いてあります。たとえば、「A-18-0706」の場合は706円になります。

販売時期によって額面が異なり、年々値上がりしています。値上がり前の古い券を使用する場合には、差額を現金で出す必要があります。

有効期限に注意!!

ビール券には有効期限があります。券の表の右側に大きめに印字してあるので、必ずチェックするようにしましょう。有効期限を過ぎてしまうと無効になってしまうので注意!

ビール券のややこしいルール

いろいろなビールのイラスト

意外と使い勝手の良いビール券。ですが、使用の際にはちょっとややこしいルールがあるんです。

店舗によってビール価格が異なる

スーパーマーケットや量販店で使用する場合、お店によってビールの価格が異なってきます。そのため、ビール券の額面より安くなった場合は1本多く買えるようにしてくれたり、お釣りを出してくれたりと店舗によって異なる対策を取っているようです。

お釣りの有無も店舗によって異なってきます。そのため、商品券としてはややあいまいで使いにくいと思われてしまうことが多いようです。

意外なところでも使える!

ホテルのフロントのイラスト

ビールやお酒などを購入できるビール券。実は、意外なところでも使えるのだとか!?

東横インで宿泊費にも使える!?

ビジネスホテル大手の「東横イン」では、宿泊料金をビール券で支払うことができるのだそうです!

古い券でも使用できますが、有効期限が13ヶ月以上あるもののみに限られます。有効期限に気をつければ、家に眠っているビール券を使ってほぼ無料同然でホテルに泊まれちゃうかも!?

【まとめ】意外と知らないビール券の使い方

酒屋さんのイラスト

意外と使えるビール券。使い方はちょっぴりややこしいですが、お財布やタンスの中にに眠らせておくのはもったいない!良い機会なので、有効期限が来る前に使ってしまいましょう!

関連記事(外部サイト)

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事