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自分が学生時代にしていた「いじめ」について思い出し、いじめてしまった相手に20年越しに謝罪するという話題です。
「パパは誰かをいじめたことがある?」と10歳の娘に聞かれた父親(アメリカ在住のルーイ・アマンソンさん)は、いじめていた側にいたことを正直に告白します。ルーイさんは娘との会話をきっかけに、中学生時代にいじめていたクラスメイト(チャド・マイケル・モリセットさん)のことを思い出し、謝罪のメッセージを送りました。
ルーイ・アマンソンさん
出典: www.dailymail.co.uk
目次
20年越しの謝罪(メールの原文から一部抜粋)
チャドへ
最近、僕は10歳の娘といじめについて話していました。「誰かをいじめたことがある?」という娘からの質問に対して、僕は正直に「ある」と答えざるをえませんでした。
そして、思い出したのが君のことです。中学生時代、君に意地悪をしてしまったことを謝りたいと思っています。君が同じ州に住んでいるのなら、直接謝りたい。
出典: www.yahoo.com
この20年越しの謝罪に対して、チャドさんからの返信が届きます。
チャド・マイケル・モリセットさん
出典: www.dailymail.co.uk
君の謝罪を受け入れます(メールの原文から一部抜粋)
メッセージに深い感銘を受けました。君の謝罪を受け入れます。
いじめのことを謝ってくれたのは君だけです。君が娘さんにしっかりと謝罪をして、僕たちが仲直りをしたことを誇りを持って報告できることを願っています。
20年という長い年月、そして子供達の存在が僕たちに与えてくれる影響は素晴らしいものですね。
本当にありがとう。今後は君がいじめを目の当たりにした時、立ち向かってくれることを願っています。
出典: www.yahoo.com
チャドさんは現在34歳。中学生時代、同性愛者であることを理由にいじめを受けていました。しかし、そうした辛い過去を封印し、今ではハリウッドにおいてアパレルの仕事でキャリアを築いています。
大多数からいじめられていたというチャドさんは、ルーイさんのことは覚えていませんでしたが、メッセージを見て感銘を受けたそうです。しかし一方では、過去にいじめられていた記憶がよみがえり、涙を流したそうです。
今回、ルーイさんは長い年月が経ってしまってはいるものの謝罪をしました。また、そうした行動を子供に見せたことも良いことだと思います。しかし、少年・少女時代にいじめをうけた子供は、大人になってからも当時の苦しみを引きずっていることが多いと言われています。
いじめ問題について、大人はどう立ち向かうべきなのか…改めて考えさせられました。