ブルーベリーといえば、ジャムやケーキなど洋菓子の具材としても人気がある果実です。
そんな私たちにとって馴染み深いブルーベリーには、どのような花言葉があるのでしょうか。
実はポジティブな意味がついているので、ここではどのような花言葉があるのかを見ていきましょう。
目次
ブルーベリーには白い釣鐘状の花が咲く
ブルーベリーの実はジャムやデザートなどでよく見かけますが、花は見たことがない・・・という人も多いかもしれません。
ブルーベリーには白い釣鐘状の可憐な花を咲きます。
まずはブルーベリーの特徴について見ていきましょう!
特徴
ブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類される落葉低木果樹です。
春に白色の釣鐘状の花を咲かせたあと、0.5~1.5㎝ほどの青紫の小さい果実が実ります。
ブルーベリーの果実は、北アメリカでは古くから食用とされており、20世紀に入ってアメリカやカナダ原産の品種から品種改良が進み、多くの品種が登場しました。
開花時期
ブルーベリーの花は釣鐘状の小花であり、白色あるいは淡紅色をしています。
その開花時期は4月上旬から約1ヶ月程度となっており、花が咲いた後に実がなります。
実のなる時期
ブルーベリーの果実は、緑から赤、青と色を変化させていきます。
成熟すると紫黒色になり、果面には白い粉を被ります。
大きさは1~4g程度、果実が熟すのは6月下旬〜9月上旬頃です。
原産
ブルーベリーの元となった植物は、南アメリカにあったとされています。
その植物がカリブ海諸島を経て、北アメリカに渡り、進化を続けブルーベリーになったそうです。
原産地は北アメリカですが、現在では品種改良が進み、世界の温帯圏で広く栽培される果樹となっています。
花の名前の由来
果実が濃い青紫色に熟すことから、「ブルーベリー(blueberry)」という名前が与えられたとされています。
「berry」は、英語圏で「核のない果肉のやわらかな食用小果実」を指す語句となっています。
ブルーベリーの花言葉
ジャムなどに使うブルーベリーは花が咲くこともあって花言葉があります。
一体どのような花言葉なのかを、ここからは見ていきましょう。
全般的な意味の花言葉
ブルーベリーの花言葉は以下のものが伝えられています。
・実りある人生
・有意義な人生
・知性
・好意
・信頼
・親切
・思いやり
・幼い恋
「実りある人生」「有意義な人生」という花言葉は、春に可愛らしい小さい花を咲かせ、夏にはたくさんの果実を実らせることが由来になっています。
「知性」や「信頼」という花言葉は、ブルーベリーの深くて美しい青紫色から連想されたものとされています。
「親切」「思いやり」は、白くて可憐なブルーベリーの花のイメージにぴったりで、謙虚な印象を受けます。
「幼い恋」はブルーベリーの花が下向きに咲いており、うつむいているように見えることから来た花言葉だといわれています。
色による花言葉
ブルーベリーの花はカラーバリエーションがないため、色別の花言葉はありません。
ブルーベリーというけれど赤い実もある?!
ブルーベリーといえば、青紫色の果実というイメージがあると思います。
ジャムなどに使用されるブルーベリーはたしかに青紫色をしていますよね。
しかしブルーベリーの中には、青紫色の果実ではなく、赤い実をつける品種もあるのです。
青い実のハイブッシュ系
ハイブッシュ系のブルーベリーは、その果実が大きくなります。
果実の直径は1.5㎝程度になります。
ハイブッシュ系にはさらに、ノーザンハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系、ハーフハイハイブッシュ系の3つのグループに分けることができます。
私たちがよく目にする青紫の実が、このハイブッシュ系です。
赤い実のラビットアイ系
ラビットアイ系のブルーベリーは、ハイブッシュ系よりも小粒の実を付けます。
青く成熟する前に綺麗な赤色になります。
この赤くなった果実が、ウサギの目のように見えることから「ラビットアイ」と呼ばれるようになりました。
まとめ
ブルーベリーには、「実りある人生」「有意義な人生」「知性」「信頼」などといった花言葉があります。
白くてかわいらしい花が咲き、たくさんの果実が実るブルーベリーにぴったりの花言葉です。
他の花言葉も、ブルーベリーの色や姿から連想される物となっています