電話やメールなど様々な手段で忍び寄ってくる詐欺。常に新しい手法でやってきますし、本当に困ってしまいますよね。
そんな中で以前から佐川急便も注意喚起していたという詐欺の手口が、ここ最近また増えているようです。
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巧妙な手口で個人情報を聞き出す
佐川を名乗る080~始まる番号から、「荷物がある」と電話があったというTwitterユーザーのK@oru(@MMM_K1600)さん。
その時に言われたことや思ったこと、また詐欺に引っかからないようにと注意を呼びかけています。
「この伝票が濡れて読めない~」などと切り出し、親族関係を把握できるような情報を入手しようとするらしいです。
K@oruさんも言われていますが、確かに親戚が多かったり、雨の日にそうした内容の電話がかかってくると、ついつい騙されてしまいそうですよね。人の心理の隙間をつくような巧妙な手段だと思います。
また、K@oruさんは実質的な被害はなかったとのことですが、同じような目に遭った時に騙されないようにと注意を喚起してくれています。こうした情報を共有いただけるのは有り難いですよね。
この手法は以前から使われていた
実はこの手法、2010年頃から使われていたようです。佐川急便の公式サイトでは、「弊社を名乗る不審な電話について」というタイトルで注意事項が列挙されています。
詐欺は新しい手法が次々に出てきますが、以前から使われていた手法が何年か経った後に再び使われることも考えられますし、騙す側も効果があると思えば繰り返し使ってくるのでしょう。油断も隙もありませんね・・・。
過信は危険
そんなK@oruさんの呼びかけにTwitterでは、「ショートメールが届きました」と別のアプローチをされた方や、「詐欺に遭う人の共通点は、自分は大丈夫って思ってる人」といった声などが寄せられました。
・私は佐川急便からショートメールが届きました。びっくりして電話してみたら、ドライバーではなく知らない人が出ました。佐川急便の営業所へ聞いたところ、最近多いので、連絡しないで下さいと言われました。
・そういうのは番号は晒しちゃっていいんじゃない? 再発防止の為にもそうした方が良いと思うが・・・
・これだけ喚起しててもいまだに詐欺に遭う人の共通点は、自分は大丈夫って思ってる人だって何かで読みました。
・夕方に荷物受取予定の日、午後から自宅にいたのに不在持ち帰りショートメールが来てて、思わずURL踏みそうになったことがありました。自宅のインターフォンカメラで確認しても誰も来ていなかったので危うく気づきました。
電話以外にショートメールで欺こうとするパターンも最近は多いようですね。
徐々に外出する機会は増えてきたという方も多いと思いますが、新型コロナウイルスも終息したわけではなく、ネット購入のニーズは高いと思います。
そんな人々の生活環境につけこんでくる卑劣な詐欺。最近また増えているようですし、頭の片隅に入れておきたいですね。自分は大丈夫という過信は危険です。
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出典:Twitter(@MMM_K1600)