
「なぜ勉強をするのか?」という子供の質問に対する母親の"回答"が、Twitterで話題になっているのでご紹介します。
勉強をなぜするのか親に訊いたときに、コップを指して「国語なら『透明なコップに入った濁ったお茶』、算数なら『200mlのコップに半分以下残っているお茶』、社会なら『中国産のコップに入った静岡産のお茶』と色々な視点が持てる。多様な視点や価値観は心を自由にする」というようなことを返され
— レ点 (@8jouhan_ns) 2015, 8月 15
@8jouhan_ns 凝り固まった考え方は悪なのではなく損だ、というふうに教えてくれたのは助かりました。だから自由にやればいいんだ、ぶつかったらごめんなさいすればいいんだ。
— レ点 (@8jouhan_ns) 2015, 8月 15
コップを指して…「国語なら『透明なコップに入った濁ったお茶』、算数なら『200mlのコップに半分以下残っているお茶』、社会なら『中国産のコップに入った静岡産のお茶』と色々な視点が持てる。多様な視点や価値観は心を自由にする。
これは、投稿者が小学2年生の頃の母親とのやりとりだそうです。
「なぜ勉強をするのか?」。幼い頃に誰もが一度は思うであろう質問に対して、「国語」「算数」「社会」という子供にとって分かりやすい切り口で回答しています。
「勉強をしないとお医者さんになれないよ」「勉強をしないと志望校に入れないわよ」などという回答はありがちかとも思いますが、この投稿者の母親の回答は具体的で子供にとっても納得のいくもの、考えさせられるものではないでしょうか。
また、投稿者が小学2年生の頃の母親とのやりとり、印象的な母親の言葉としてこうして数年後にツイートしているあたり、投稿者の脳裏に深く刻まれているのでしょう。
このツイートに対して寄せられていた声
@8jouhan_ns @luckynosu すてきな親御さんですね。すばらしい。
— Rieko Gillian (@RiekoGillian) 2015, 8月 16
出典:twitter.com
@8jouhan_ns
それは、中々言える答えでは無いですね。
良いお考えをお持ちの聡明な親御様を持ちましたね。
— 騎士スクリーム (@pkskf396) 2015, 8月 15
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@8jouhan_ns このやりとりと正反対のパターンが「一生懸命がんばれ。」「とにかくやれ!」なのかもしれません。つまり、主語が無い、具体性が無い、批判的思考や正しい意味での懐疑性が無い。それこそ一億総特攻的思考というか。
— 福島 宏 (@fuku0185) 2015, 8月 17
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@8jouhan_ns 本を飲まない親が子供に本読め言っても読むわけ無い。勉強の価値の分からない親が子供に勉強せよと言ってもする訳ない。価値のわかる人が価値を伝えられる。
環境視点からは、コップとお茶のウォーターフットプリント、カーボンフットプリントからも論じる事が出来ますね。
— 大沢 南 (@osawaminami) 2015, 8月 16
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感心されている方が多いですね。
子供から何か質問された時に、ついつい漠然と答えてしまいがちでしたが、「なぜ勉強をするのか?」という子供の質問に対する母親の"回答"が、子を持つ親としても勉強になりました。
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