葉っぱの裏に白いモフモフのお団子が?!なにかの繭かと思ったら・・・、じつはこれ、シロヘラコウモリというコウモリたちなんです!!

葉っぱの裏に付いているお団子らしきモノ。
なにかの動物の繭なのかと思いきや、実はコレは希少な「シロヘラコウモリ」というコウモリの一種だったのです!!

コウモリといっても、もふもふしていているシロヘラコウモリの姿には癒されますよ。

葉っぱの裏になにかいる!?

今回ご紹介する動画が撮影されたのは、中米の国コスタリカ。
森林の中で、撮影者さんはあるものを見つけました。

出典:YouTube

 

それがこちら。

笹状の葉っぱの裏になにか白い繭を思わせるものが密集しています。
その形状からお団子にも見えますが・・・

出典:YouTube

 

実は、シロヘラコウモリという体が白い毛で覆われたコウモリたちなのです。

出典:YouTube

 

そして、これはシロヘラコウモリのハレムで、一羽のオスと多くのメスが身を寄せ合って眠っているところだったのです。
しかし、撮影者さんが近寄ったため起きてしまったシロヘラコウモリもいるみたいですね・・・。

住処ににしているヘリコニアというバナナの葉に似た大きな葉っぱの裏にいたところを、撮影者さんに見つかったようです。

本来、シロヘラコウモリの天敵は他の大型の鳥などなので、このように葉の裏に身を潜めていると上空からは見つからないのだとか。
白い体だと、光を透かし影になりにくいので、天敵に見つからないようにするのに一役買っているそうですよ。

シロヘラコウモリとは?

シロヘラコウモリは、コスタリカをはじめ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマといった中央アメリカの低地にある熱帯雨林に生息しています。

出典:YouTube

 

その名前は、白いボディと鼻の部分がヘラのようになっていることから付けられました。
3.5cm~5cmほどしか体長もない上にモフモフした毛で覆われているため、まるでぬいぐるみのような愛くるしい見た目をしています。

動画はこちら

シロヘラコウモリが住処となるヘリコニアの葉の裏にいる姿を捉えた映像は、こちらの動画からご覧いただけます。

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