アジングで釣れないときの対処法、秘策大公開!!

物心ついたころには竿を握り、ひたすら魚釣りを愛してきた筆者「ぎちょん」が、アジングで釣れない時の対処法について独自の目線・経験にてお話させて頂きます。

 

この記事では、以下の内容について記載していきます!
・アジが釣れない理由とは??原因を見つけよう!!
・アジが釣れる時期や時間帯を調べる
・アジの回遊するポイントを見つける
・アタリを取るためのタックル選び
・ルアーの形、カラーの重要性
・ジグヘッドの重さや形の重要性
・まとめ

アジが釣れない理由とは??原因を見つけよう!!

アジングは誰でも始めやすく、手軽に出来る釣りですよね。そういったこともあり、アジングをされている方は多いのではないでしょうか。手軽に始めて、簡単に釣れるという状況は最高に楽しいです。しかし、アジングはその時の海の状況やアジの活性によっては全く釣れないというこも起こってきます。アジングに来たけど、周りにいる人も釣れてない…。もしくは周りは釣れているのに自分だけ釣れない…。などの経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそういった原因について書かさせて頂こうと思います。

アジが釣れる時期や時間帯を調べる

アジが釣れる、もしくは釣りやすい時期は夏〜初冬の間です。夏は豆アジといわれる小さいサイズのアジが湾内の常夜灯周辺などに多く集まり、数も多いのでアタリも多くなってきます。アタリは増えますが、豆アジはフッキングが難しかったりするので、釣り上げるまでが案外難しかったりします(笑)。また秋から初冬にかけてはアジのサイズも大きくなり、ベイトを探して活性の上がりやすい時期なので釣りやすくなります。この時期はアジングを始めたばかりという方に特におすすめです。アジもしっかりとルアーを吸い込んでくれることが多くなるため、フッキングも決まりやすいのでバラシが少なくなります。
時間帯については、マズメや夜が釣りやすい時間帯です。マズメは活性が上がりやすく、夜は常夜灯の周辺にアジが集まりやすく、また、光量が落ちるのでルアーを見切られにくくなります。
こういった時期や時間帯に、さらに潮の変化する時間帯を狙うのも良いでしょう。具体的には潮変わりの前後2時間などはよく潮が動きやすい時間帯なので狙い目です。

アジの回遊するポイントを見つける

アジはベイトを求めて泳ぎ回っている魚なので、常に同じ場所にいることはなく、ベイトに合わせて回遊しています。アジングはアジがいないことには成立しませんので、アジが回遊してくる場所を見つけることが第一です。ではどういったところに回遊してくるのかということですが、回遊してきやすいポイントとして、

堤防の先端や角
潮目
シモリなどの海中のストラクチャー
常夜灯周辺
漁港内のスロープ
船の下
壁際

などがあります。何度も言いますが、アジは回遊する魚ですからこのようなポイント、また、同じポイントでもちょっと位置がずれるなど常に同じ場所にいるとは限らないので、アジを探してアングラー側から動くということが大切になります。

アタリを取るためのタックル選び

アジのアタリはとても繊細で、集中していないと分からないような「カサッ、モゾッ」などのアタリがあります。またラインテンションが抜けるだけの「抜けアタリ」と呼ばれるものもあり、アジングを始めたばかりの方はわからないという方も多いと思います。
そのようなアタリを感じとるためには、やはりタックルセッティングが重要になってきます!!
基本的なタックルセッティングとして、
ロッドは軽いジグヘッドなどで、近距離を狙うなら 5 フィートから 6 フィート程度のショートロッド、重ためのリグ(キャロライナリグやフロートリグなど)長距離を狙うなら 7 フィートから 8フィート程度のロングロッドとなります。
ロッドがショートレングスになればなるほど、手元に感じる変化(アタリ、ジグヘッドの重さや潮流の変化など)がより感じやすくなります。
リールは500番〜2000番あたりの小型スピニングリールを選んでもらえれば大抵は問題ないですが、ロッドとのバランスが大切です。

写真のあたりでバランスがとれるセッティングにしましょう。
バランスが取れているタックルを使用することで、コンっとわかりやすいアタリだけでなく、「カサッ、モゾッ」というわかりにくいアタリや、「抜けアタリ」もさらにわかりやすくなります。それでもアタリがわからないという方は、違和感を感じたら軽く合わせ入れてみるのも良いでしょう。

ルアーの形、カラーの重要性

ルアーについてはワームやプラグ、メタルジグなどがありますが、ここではワームに焦点をあてて書かさせて頂きます。
ワームの形にはピンテールタイプ、シャッドテールタイプ、ワインドタイプ、カーリーテールタイプなどがあります。その中で、メーカーごとに様々な形や工夫がされています。ワームの形が釣れない原因となるかと言われると、そこまで大きな原因とはなりにくいと考えられます。それよりもワームのサイズや硬さが原因となる可能性が高いです。アジは吸い込んで捕食する魚なので、ワームはより小さく、より柔らかいものになるほどアジはしっかりと吸い込み、フッキングも決まりやすくなってきます。活性が低い時などはしっかりと吸い込んでくれなくなり、アタリはあるけどフッキングがなかなか決まらないといったときには、ワームの大きさや柔らかさを変えていくのもいいでしょう。
次にカラーについてですが、このカラー選択はかなり釣果に影響が出てきます。ワームのカラーはたくさんありますが、以前の記事にも載せていますが、

シルエット⇒透けているか、透けていないのか、その中間か
光の反射⇒光の反射によるアピール力
発光⇒自ら発光することによるアピール力

この3つを中心に考えて、ワームのカラーを選択をしてみてください。
特にシルエットを変えるだけでもアタリが出たりすることもあるので、アジングに行く時は、最低でものシルエットの3種類を準備しておくことをおすすめします。最近は1つのパックに色んなカラーが含まれているものも販売されているので、ワームをあんまり持っていないといった方はそういったものも便利ですね。
また、ガルプや、エコギアアクアなどの匂いが強いものなども最終手段として使ってみるのもありです。それでも釣れない場合は他の理由か、アジがいないと思いたいです(笑)

ジグヘッドの重さや形の重要性

ワームのカラーや大きさの話をしてきましたが、ジグヘッドも魚が釣れない原因の1つになっている可能性があります。
まず重さについてですが、ジグヘッドの重さが原因で釣れない状況を考えると、

軽すぎる場合は、
アジがいるところまで投げれていない(キャスト距離が短い)
風や潮などの影響でアジがいるレンジまで落とせていない
重すぎる場合は、
アジの活性が低く、アジが吸い込めていない
アジのいるレンジや範囲を早く抜けてしまう

といったことが起こっているかもしれません。アジのいるポイントやレンジなどを考慮して、ジグヘッドの重さを選ぶことが大切です。
また、ジグヘッドの形もラウンド型(丸型)、やじり型、砲弾型のものなど様々あります。またタングステン素材を使ったジグヘッドやシンカーの周りに樹脂を纏わせている物(34さんのゼログラヘッド)など特殊なものもあります。ジグヘッドの形などによってティップに感じる情報も変わってきますので、状況に応じて使い分けてみて下さい。
使い分けの例として、「潮が速くレンジがキープしにくい場合、やじり型のジグヘッドやタングステン素材のジグヘッドで潮の抵抗を受けにくくし、レンジをキープしやすくする」などという考え方もあったりします。

まとめ

釣れない場合の対処法として説明させていただきました。アジが釣れない時は「アジがいない」か「釣り方が合っていない」かのどちらかです。「アジがいない」場合は一ヶ所に留まり過ぎず、色んな場所をランガンするのがいいですね。また、「釣り方が合っていない」場合は、タックルやワーム、ジグヘッドなどを工夫しながら釣りをしてみて下さい。
釣りは釣れない時でも面白いですが、釣れた方がもっと面白いのは間違いないので、この度書かさせていただいた内容をみて、少しでも「釣れないアジング」を減らしてもらえたらと思います。

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