ドラゴンのような姿形が印象的なタツノオトシゴ。
水族館でよく見ると思いますが、一般家庭でも飼える生き物です。
そんなタツノオトシゴが、たくさんの稚魚を出産した時の様子がTwitterで話題になっています!
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朝起きたら、めっちゃ増えていた!
水槽の下の方で絡まるようにして浮いているタツノオトシゴの稚魚。
その様子を投稿したのは、飼い主のアルト自然派(@altshizenha)さんです。
朝起きたら、めっちゃ増えてた
タツノオトシゴ可愛い(*^^*) pic.twitter.com/qWXyZPVN55アルト自然派 (@altshizenha) June 14, 2020
生まれた時からタツノオトシゴの形をしているのですね!
見た目は、親をそのまま小さくしたような感じで可愛らしいですよね。
そして、稚魚の上にいるお腹がプクッと膨れたタツノオトシゴがメスかと思いきや、なんと"オス"なのだそう。
生物は通常メスが出産をしますが、タツノオトシゴの場合はオスがその役割を担っています。
非常に珍しいケースですよね。
オスが出産する稀有な例
タツノオトシゴのオスはメスの気を引こうとする時、「育児のう」を大きく膨らませます。
そして互いに寄り添って尾を絡ませ、水中でダンスをするように上下にゆっくりと泳ぐのだそう。
その後、オスが開く育児のうにメスが輸卵管を差し込んで産卵。
育児のうの中で受精が行われるそうです。
育児のうの中で卵は孵化し、受精から約2~3週間後にオスが稚魚を出産。
稚魚は生まれた瞬間から自由に動き回るといいます。
ちなみにオスが出産する頃、既にメスは次の卵を準備しているそうで、すぐに交尾を行うとのこと。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので興味ある方はぜひご覧ください。
タツノオトシゴはオスが出産するって本当?不思議な魚の生態を紹介
エサか海藻だと思った
そんなタツノオトシゴの稚魚にTwitterでは、「エサか海藻だと思った」「ホタテの貝ヒモに見えた」などの声が寄せられていました。
確かに見方によっては色々なものに見えるかもしれません(笑)
特徴のある姿形もそうですが、オスが出産することなどを含めて興味深い生き物ですね!