ドバイのビル火災時に、今後「空飛ぶ消防士」が出動することになる!?と話題になっているのでご紹介します!
ドバイといえば、超高層ビルが乱立する中東を代表する世界都市。そのドバイの消防局が、緊急災害時の設備の補強として、「ジェットパック」を採用したと発表しました。
これが「ジェットパック」(一人乗りの垂直離着陸航空機)。
ニュージーランドのメーカーが作っているそうですが、今回ドバイの消防局と契約を締結したとのこと。現在、ドバイには世界一の高さを誇るビル「ブルジュ・ハリファ」をはじめ、超高層ビルが立ち並んでいます。そんなドバイの消防局の悩みが、火災が起きた際、いかに上層階に取り残された人を迅速に救助できるかということ。
そこで白羽の矢が立ったのが、この「ジェットパック」だったということです。まさに、「空飛ぶ消防士」ですね!
機体には200馬力V型4気筒エンジンが搭載されているそうで、左右の羽根を回転させることで飛び立つ構造。60秒程度で上空約1000mの高さにまで上昇し、30分以上に渡る飛行が可能とのこと。このような性能を活かし、火災現場の初動を確認することを目的に利用を検討しているそうです。
とりあえずは20機を購入する予定とのことで、今後火災時に「ジェットパック」を利用した「空飛ぶ消防士」が出動することになりそうです。
こちらは実際に「ジェットパック」を開発しているメーカーによる宣伝用の動画。「ジェットパック」を実際にどのように役立てられるか?ということが分かるイメージ映像となっています。ドバイもそうですが、あらゆる火災現場、その他さまざまなシーンでも活躍してくれそうですね!
<動画はこちら>
出典:YouTube
出典:www.popsci.com / www.martinjetpack.com